愛鳩の友

　■特集

　　■クラウン賞・黒田哲夫鳩舎（上総連合会）
　　■ゴールド賞・遠藤　宝鳩舎（富嶽連合会）
　　■ゴールド賞・うさぎロフト（水戸梅香連合会）
　　■シルバー賞・上野裕介鳩舎（なぎさ連合会）
　　■シルバー賞・大橋憲夫鳩舎（岐阜県連合会）
　　■シルバー賞・坪井和利鳩舎（尾張連合会）
　　■シルバー賞・神谷　中鳩舎（尾張連合会）
　　■ブロンズ賞・森　人志鳩舎（福島南部連合会）

幸せって何だろう。今、最高に幸せであろうこの男を見て思う。
クラウン賞を取って幸せ？いや、幸せな人生選択のマイルストーンとして、クラウン賞があった、そんなふうにも思えるのだが…

「僕は鳩にしがみついたんです」病に倒れ、会社は倒産、全鳩処分。
人生の荒波のなかで遠藤宝に残ったものは、鳩レースだった。逆境にめげず立ち上がり、地区ＣＨ賞をめざし戦い続けた。

うさぎロフトにレーサーとして入ったからには、その条件をクリアしてもらわなくては。
それが宿命ですからね……そんな厳しい要求に応える鳩が、うさぎロフトに贈る、優しいララバイ。

都会育ちの男が、思う存分鳩を飼いたいと願った。
自分にもふるさとと呼べる場所が欲しかった…そんな思いを共有する仲間のために、委託鳩舎を始めた。今春、再出発のとき！

温厚な表情がときに厳しさを増す。その底で燃えているのは、ある種の業といっていいものだろう。
大橋憲夫は二十代半ばで鳩の目の秘密に心奪われ、以来、その究明に並外れた情熱を注ぎ込んできた。

めったに来ないチャンスだからこそ、逃すわけにはいかない。四年前、クラウンに輝いた瞬間が脳裏を過ぎった。
日頃、言葉数が少なく冷静な坪井和利だが、今回ばかりは勝負魂が大きく動いた。

約十年で地区ＣＨ賞五回、シルバー賞三回。今や椿山荘の常連である。
鳩レースのイロハ以前に、成功のイロハを心得ているとしたら、どんな世界にいても輝ける。鳩界の道場破りもまたよし。

現役を長く続けることは、どの世界でも容易でない、プロのスポーツ選手となればなおさらだろう。
森人志は競輪選手として三十年間走り続けた。その過酷な日々に、心を和ませてくれたのは鳩だった。

詳しいインタビューの内容は愛鳩の友2013年2月号63ページをご覧下さい！

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