愛鳩サロン

愛鳩の友


2003年3月号の目次はこちら→
 速報!第28回ピジョン・オリンピアードin北フランス リエヴァン・スタジアム


 ………第28回ピジョン・オリンピアードが、2月14日から3日間にわたって、北フランスのリエヴァンにあるドーム・スタジアムで盛大に開催された。第1回大会が開催されたのが、フランスのリールだった。54年を経て再びフランスへ。100近いブースが広い会場を埋めつくし、多くの愛鳩家が家族と共にお祭りを楽しんだ。

 

 2003年ナショナル・ピジョンコンクール参加鳩舎発表!(途中経過発表)

 ………日本全国からの集まった応募チーム数は2月28日現在で約500チーム。今回は途中経過で参加鳩舎を発表する。まだまだ参加チームは増えている。引き続き集計される参加鳩舎及びチーム編成は5月号に掲載予定。

 

 2002年日本鳩レース協会総合表彰式&チャリティ贈呈式

 ………『賛えよ 晴れやかに!!』 新年1月25日午後3時より鳩協恒例の総合表彰式ならびにチャリティ贈呈式が、日暮里にあるラングウッドホテルにて挙行された。2002年度のビッグな話題のフライターたちが「飛翔の間」に会し、晴れやかな表彰の舞台に立った。

 

 ヨーロッパToday





↑02年ダックスN第1セクター2位
T&C.スーダント父子


↑健在!巨匠クラック

1)2年で目標達成!絶妙コンビネーション
……02年ラ・ステレーヌIP最高分速 ダームス&フェルビスト共同鳩舎

 40代と60代の異世代コンビ、ダームスとフェルビストの共同鳩舎が目標の中距離で優勝!たった3年目でラ・ステレーヌのセミナショナルで最高分速をマークした。ふたりに喜びを運んだ灰のロメオは、共同鳩舎スタートの年のブールジュで飛んだチャンピオンの甥。血統と情熱の勝利だった!!

2)ルドクラーセン、ボルグマン兄弟を一蹴する
……02年エタンプNPO40,480羽中最高分速 バート・ファンデル・スペック

“オルレアン・ドーム”と呼ばれたオランダの若鳩の祭典が新世紀に入って装いを変えた。南部、中部、北部の各エリアがそれぞれオルレアン、エタンプ、モルリンコートに放鳩地を定めた。スペックの“マジック”はエタンプから放鳩した4地区40,480羽中最高分速をマーク。放鳩から数時間後の出来事であった。

3)受け継がれた銘系……00年リモージュSN2位&02年リモージュSN優勝 ホットン・ファブリス
 ホットン・ファブリス鳩舎のスーパーリモージュが00年リモージュSN2位に続き、02年にリモージュSNを制覇した。この快挙には銘系ローセンスの不屈の力強さを見ることができる。

4)偉大なる先達の血を駆使して……2002年ダックスIN2位 ウィリー・コルテール
 短中距離から長距離フライターへの急転換がウィリー・コルテールの大いなる飛躍への第一歩となろうとは…。02年のダックスINで堂々2位に入賞。6年前には予測もつかないことだった。

5)若きエースが運んだもの……02年ダックスN第1セクター2位 T&C.スーダント父子
 58歳になるテオは、21歳の息子シリールとコンビを組んで長距離を戦う。夜中3時36分、1歳の栗のレーサーがスーダン父子のもとに帰還する。前日の8月2日午後1時にフランス南部のダックスより放たれた14,226羽中の1羽だった。ニュートラルゼーションでの記録は二人に新たな緊張感をもたらした。

6)驚異!クラックが2002年ゼネラルCHに輝く……2002年ゼネラル・チャンピオン受賞を祝して、クラックの最高傑作ワンダー13などの直系レコードバード12羽を一挙分譲。

 注目!スペシャル分譲&オークション

◎コール・コーニング&ブリンクマン特選鳩一挙分譲……リモージュ号を源鳩にし、数々の超長距離系統にヤンセン兄弟の銘鳩を加えてオランダ鳩舎屈指のオールランドプレイヤーの座を築いたコーニング。基礎鳩フーデン・クィーケルと筆頭とするファンデウェーゲン系、ヤン・テーレン系、そして古いヤン・アールデン系を武器に長距離レースを戦う実力派のブリンクマン。
◎2002年スプリング・スペシャル誌上オークション……勝利は優れた鳩選びから始まる。21世紀のピジョン・スポーツ界をリードするトップ・フライター自信の飛び筋50羽
◎故岩田孝七ライン特別分譲第2段……たてやま愛鳩会が秘蔵する門外不出の超長距離銘血が勢ぞろい!
◎今月のハイライト・オークション……2003年4月号限定オークション。春、秋岩手連盟を制した血、静岡から村松ホワイト系、愛知からスピード・マツカゼ系登場!Rg、地区Nを親子制覇!東京多摩の飛び筋、そして北陸から海老稚内系に注目!

 

 2002年度特別団体賞&特別賞紹介……P.スポーツの文化を育む

 2002年度特別団体賞を受賞した13団体と全日本優秀鳩舎に特別賞を授賞してくださった13名のプロフィールを紹介する。

 

 ☆愛鳩の友2003年5月号の予告☆ 
☆2003年ナショナル・ピジョンコンクール3羽マーク発表!(途中経過発表)

 ………3羽マーク再登録鳩舎がぞくぞくと増えている。今回は途中経過で、引き続き再登録される3羽マークは6月号に掲載予定。

☆第28回F.C.I.総会をレポートatアラス市内ホテル・メルキュール

 ………去る2月14日(金)午後2時より、フランス・アラス市内にあるホテル・メルキュールに於いて、第28回FCI(国際愛鳩家連盟)総会が開催された。37ヶ国の代表が出席する中、通訳を介して様々な討論がなされた。

☆特集・秒を競った埼玉Rg in 2003

 ………埼玉連盟の緒戦、レジョナルは苦難の幕開けとなった。悪天候に阻まれ4日日延べとなる。3月5日午前7時、ようやく13,589羽が岩手県好摩を飛び立った。ビッグ埼玉を制したベストテンを中心に衝撃の一日を追ったドキュメント。

←埼玉Rgベスト10座談会で集まった勝者たちと坪井政雄埼玉連盟連盟長


☆ヨーロッパToday


↑シャトローSN優勝鳩の表情

↑シャトローSN2位&6位 ルヴェック鳩舎


↑ペルピナンINイヤリング2位鳩


1)鮮やかなヤンセンの切れ味!!……2002年シャトローSN11,712羽中優勝 J.P.アーノルド
 万羽の中距離で18メートルのブッチギリ! 02年最初のナショナルのブールジュをステップに、ヤンセンのあのオスが、スピードの化身となって帰還した!! 

2)スピード戦で快勝!!……2002年シャトローSN11,712羽中2位&6位 ルヴェック父子
 万羽の中距離シャトローのスピード戦で2位、6位をゲット!ベルギー国内の銘血を集大成したルヴェック父子が会心の成果!!

3)二人のウィリー
……02年ブールジュN成鳩部門11,689羽中9位、若鳩部門40,471羽中10位 ウィリー・デズメット

 モアセルに住むウィリー・デズメットが02年のブールジュNで上位入賞を果たした。以前は短距離を得意としていたが、02年は中距離に照準を合わせ見事、フェルハイエのラインで華開いた。

4)最高の結果で応えて!……02年ペルピナンIN946Kイヤリング2位 ヘンドリー・カイパー
 友情を通じて、ヘンドリー・カイパーのピジョン・ライフは大きく飛躍する。盟友ピート・ファン・ドルンの兄弟鳩舎が誇る基礎カップルの近親ラインで、実力戦を強いられた02年ペルピナンINイヤリング二位に入賞する。

5)国際レースの制覇目指す……本格化したヘルボーツ&E・Eヘラーのコンビ
 ドイツ・ツヴァイブリュッケンに国際レースの制覇を目指す鳩舎がある。ヘルボーツ・ファミリーとコンビを組んだ長距離の強豪E・Eヘラーの鳩舎である。帝王ヘルメス、98年のバルセロナ・インターの覇者、キップ父子が鳩舎を構えるアルトホルンバッハとともに、この夏もっとも注目すべき街である。

 

☆注目!スペシャル分譲&オークション

◎ヘルボーツ&ヘラー レコードバード特別分譲……ドイツの長距離スペシャリスト、ヘルボーツ&ヘラー。帝王ヘルメス、98年のバルセロナINの覇者、キップ父子が鳩舎と共に、この夏もっとも注目すべき長距離鳩舎である。(カラー&モノクロで分譲)
◎ヨーロッパ長距離鳩舎の特選鳩分譲……バルセロナ、ペルピナン等を戦う長距離銘血バード勢揃い!
◎M.デセヌート作出厳選鳩26羽を特別分譲……若鳩の祭典02年ブールジュN64,660羽中の最高峰に立ったデセヌート作出厳選鳩26羽を分譲!
◎ヘルマン・ファンヘルモントの精選18羽分譲……68年、バルセロナの制覇を目指して、ベルギー・アントワープに移住し、古いヤン・アールデンを駆使して77年には10羽参加したバルセロナで9羽の入賞を果たした“バルセロナ・トッパー(すぐれ者)”が選りすぐった18羽。
◎今月のハイライト・オークション……2003年5月号限定オークション。佐渡島オープン、Rgで活躍の神奈川の飛び筋をはじめちぎり系、さらに日鳩の飛び筋が集結。古豪本間俊男鳩舎のかっぱ系、早乙女兄弟のジャンヌ系を獲得する千載一遇のチャンス!国際鳩舎の常連、隈澤 剛鳩舎のヤンセン系も登場!

☆ピジョンカルチャー第2弾 わが想い出の名鳩たち by 大田誠彦FCI理事


 ………世界を視野に収める鳩界研究の第一人者・大田誠彦氏のピジョンカルチャーが、5年の沈黙を破り再開される!ピジョンレースの起源から説き起こした前連載とは趣向を変えて、世界を踏査し、目と掌で観てきた歴史を創った伝説の“名鳩”を語る待望の鳩体論。

☆2003年春季鳩協レース概況……ぶっちぎり、固め打ち、スピード戦 各地区レジョナル戦を振り返る
 2月25日に行なわれた福島Rgを皮切りに、3月に入り総合レースたけなわとなった。ほとんどのタイトルにRg戦が絡む以上、連盟の強豪フライターは的をしぼってくる。調整万端、熱戦必至のRgは今春、固め打ち、独占、ぶっちぎりと華々しいヒーローが各地で早くも誕生した。
☆2003年春季日鳩レース概況……“中距離の覇者たち”シルバーカップ500K篇
 日鳩のシルバーカップは公称500Kで行われる中距離メイン・レースである。編集部に寄せられてきた速報をもとに東西鳩界の現状を報告する。
購入申込みへ
愛鳩サロントップへ戻る