愛鳩サロン

愛鳩の友


 
 ニッポンTODAY
好摩発! トルネード!! 参加9,400羽! 国内最大の埼玉レジョナル開催
 ………雲ひとつない青空の下にトラックが一列に並ぶ。大型車両に積まれたコンテナは朝日を浴びて銀色に輝く。今年4月10日午前6時半、埼玉レジョナルが開催。参加9,400羽、国内最大のレジョナルレースである。
2004年春 埼玉レジョナル
4月10日6時30分放鳩/岩手県好摩 400K
参加9,400羽(334鳩舎)/天候 晴→晴
総合優勝 佐藤秀雄鳩舎(埼玉連合会) 分速1,354.108m
総合2位 石塚盛男鳩舎(埼玉北葛連合会) 分速1,349.873m
総合3位 新井 武鳩舎(春日部連合会) 分速1,340.215m
鬼門レースにピリオッド 八郷国際委託鳩舎ウィナーレース 300K好帰還を得る
 ………八郷国際委託鳩舎に1ヶ月半ぶりにギャラリーの姿が戻ってきた。自粛解除後初のレースはウィナーレース 300K。1998年の第1回から好帰還に恵まれず、鬼門のレースとされてきた。期待を背負って宮城県古川から 1,177羽の精鋭が八郷を目指したが、結果は好分速、好帰還と最高のレースとなる。全国優勝は日本でもおなじみのヘルボーツ氏。氏作翔のCHラインで見事栄光を手にした。
 
心地よい止まり木へ 2004年国際親善レース&日本シリーズ
国際親善 500K全国優勝・ウエスティーロフト(姫路)&
日本シリーズ全国優勝・関東東部連合会
 ………春の訪れを告げるレースとして委託愛好家に親しまれてきた国際親善&日本シリーズが開幕した。今回は、例年より約一ヶ月遅れの四月二十一日、午前六時に青森県本八戸から九五八羽がスタート。八郷に国際鳩舎が移りこれまでで二番目に多い羽数が臨んだ。初夏の色合いをみせる八郷に、大羽数の凱旋となるか。その行方を報道する。
 ヨーロッパTODAY
長距離へ鮮やかに転身 ベルギー鳩界の最強コンビ・デノー&ヘルボーツ共同鳩舎
 ………ヨス・デノーはフィリップ・ヘルボーツの熱心な勧めに納得し、デノー&ヘルボーツ共同鳩舎として再出発した。中距離から長距離への思い切った転換だったが、さっそく成果として現れ、コンビを組んだ98年にKBDB長距離Prov・エースP一位を獲得した。
自力で掴んだ大勝利 2001年モンド・マルサンNセクターIII
6,747羽中優勝 アントン・ファンデンベルグ
 ………アントン・ファンデンベルグにとって2001年は忘れることのできない、記念すべき年となった。還暦を迎え、人生の大きな節目を飾るに相応しい最高の鳩が誕生する。
 
 注目!スペシャル分譲&オークション
2001年モンド・マルサンNセクターIII優勝“イファノフ”ライン特別分譲……アントンは99年に新たなスタートを切る。再出発の年に生まれた1羽が“イファノフ”だった。 母方祖父は“レネ”、その親が“シャプシー”と、名コンビの結晶ともいえるCHの血が脈打つ。2001年モンド・マルサンでの快挙は還暦を迎えたアントンが自力で掴んだ会心の勝利だった。

6月号ハイライトオークション!……長距離レースを狙う方にGCH・CH・RCHの集大成スネーク&帝王系の実績ライン、岩田・アイザクソン・稚内GN・西鹿児島GN・ゴードン系をはじめ、長距離に対応する銘系・新潟鳩界の飛び筋やオールラウンドスピード血統の総合優勝の実績ライン……一挙分譲!
 
 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.2
 ……自らの目的を達成するために優秀なレーサー、あるいはブリーダーを作らんと多くの愛鳩家たちは積極的に鳩を導入し、研鑚を積んできた。が、その中のどれほどの人が交配におけるセオリーを見出し、確信を持って思い描く鳩を作り出すことができるだろう。素野哲さんは、とりわけ動物に対しての“育種”への意識が薄く、輸入に頼る日本人の弱点を指摘する一方で、日本人とは対照的なオランダ人の“無”から何かを創り出す姿勢に優れた鳩作りの原点を見ている。
 
 特別企画・連載第8回「競翔五十年」/
スピード化が進み転換期を迎える競翔界
 ……レジョナルレースの登場に短・中距離志向へと流れていく競翔界。スピードレースが盛んになる中で、長距離レースにも異変がおこっていく。
 
 わが想い出の名鳩たち ピジョンカルチャー連載第14回
by 大田誠彦氏

 ……1974年、大田誠彦氏は初めてマルク・ローセンス系を日本に紹介した。世界を席巻しつつあった血統との出会いは、モントーバンNにおけるローセンス氏の完全勝利がきっかけである。同レース優勝鳩“モントーバン”について大田氏に振り返っていただいた。

☆愛鳩の友2004年5月号の紹介☆
2004年4月号の目次はこちら→
☆ニッポンTODAY
ついに勝負の幕が開ける!!/スタンバイOK! 2004年ナショナル・ピジョン・コンクール
 ………鳩界に漂っていた自粛ムードに関わらず、2004年ナショナル・ピジョン・コンクールには442チームが名乗りを上げた。3月下旬に各地でレース再開が発表され、参加するフライターも今か今かと待ち構えている。苦難の時を乗り越えて、いざ、本番!!
建て直しは疲労回復から/
03年秋埼玉Rgベスト10座談会“前レース帰還後からRgへ向けての調整法”
 ………昨年の秋レースはスタート早々叩かれた。厳しい展開のもとで多くのフライター達は羽数を減らし、Rg500Kでの参加羽数は前年より2000羽以上もダウンして6,142羽に留まった。いくつもの難関を克服し、埼玉連盟秋のメインレースで上位ベスト10に入賞した方々の勝因はそれぞれの戦いを通して見ることができる。
鳩をジャッジする重責/レース鳩品評会公認審査員資格取得講習会開催 in 2月28日
 ………去る2月28日、日本鳩レース協会2階ホールにて、7年ぶりとなるレース鳩品評会公認審査員資格取得講習会が行われた。全国より39人の受講者が集まるなか、試験に先立ち大田誠彦特別顧問による「品評会審査基準について」と、柴崎昇一顧問による「鳩の選定方法について」それぞれ講義が始まった。両テーマの中身は、手引として一般に知られていないテクニックや知識等であり、受講者たちから熱い視線が送られた。
 
☆ヨーロッパTODAY
銘血でつかんだ栄光 02年ペルピンナンIN18,264羽中2位 ヘールト・シュミッツ
 ………ヘールト・シュミッツが鳩レースを始めたのはちょうど10年前。家族と楽しめるようにと始めたファミリー・スポーツだったが、鳩レースの魅力にどんどん引き込まれていった。そんなヘールトに五年後、一つの転換期が訪れる。早くからオランダ鳩界の長距離で力を発揮していたワイナンツ父子との出会いだった。
潜むパワーを遺憾無く発揮/03年ペルピナンIN1歳鳩部門2位 ジョン・ファン・クリンク
 ………分速0.48mの僅差で優勝は惜しくも逃したものの、昨年のペルピナンINで最遠距離を戦い抜き1歳鳩部門2位に入賞する。ジョン・ファン・クリンクの優れたハンドリングで、俊鳩は潜む力を遺憾無く発揮した。
同一鳩で会心の連続入賞!/
02年シャトローSN6位、03年シャトローSN17位 ルヴェック父子
 ………ベルギー南西部のモンスは、かつてエノー伯の居城があった町だ。人口は約9万人。周辺には鉱山が多く、ベルギーの一大重工業地帯の中心でもある。ルヴェック父子は、そのモンスから南西約5Kにあるナミュール州のジュメペという町に鳩舎を構えている。レース参加当初から、ベルギー国内の有名なフライターの銘血を意欲的に集め、独自の飛び筋を生みだそうと熱心に取り組んでいた。ここ数年のルヴェック父子の活躍は目覚ましい。
ドイツ長距離界に燦然!/
長距離NエースPを礎にコロニー形成するワーナー・ボールティング
 ………長距離NエースPの“シュミ”を誕生させ、2000年には同エースPでベスト3を独占する。ドイツ長距離界の最強、W.ボールティングは新たな飛躍を目指しさらなるコロニー充実に心血を注ぐ。
 
☆ 新連載・素野 哲が語る“作出のセオリー”
 ……かつては、バラ作りに専念しINコンテストでシルバーメダリストに輝いた。新種作りで世界の頂点を極めた素野哲さんが、そこで獲得した交配方法を鳩作りに応用する。1980年、少年時代に興じた鳩レースをYDKロフトとして再開し、スピードバードを求めてヤンセン、モイレマンブームを鳩界に巻き起こしたことは記憶に新しい。近年に至ってはスプリント以外に長距離ラインの確立も目指しナショナルCHを積極的に導入している。ピジョン・スポーツを謳歌する優れた鳩作りをテーマに素野さんが長年にわたる研究より見いだし、到達した交配セオリーを自らの言葉でじっくりと解き明かしてもらう。
 
☆ 特別企画・連載第6回「競翔五十年」/安定成長期を迎え塗り替えられる新記録
 ……放鳩車の登場、銘鳩の導入などで格段に進歩を続ける競翔界。レースの参加羽数が年々増加の一途をたどる中で、次々に新しい記録が打ち出されていく。
 
☆わが想い出の名鳩たち ピジョンカルチャー連載第13回 by 大田誠彦氏
 ……1970年代、トーマス・ペータース鳩舎は5つのタイトルを獲得する。サンバンサンN優勝2回、モントバーンN優勝、2度にわたる長距離ナショナル・エースピジョン賞1位。その多くを導入した大田氏が、自らの体験を通して神鳩“エール・ヴァンクール”一族を語る。
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