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◎2001年モンド・マルサンNセクターIII優勝“イファノフ”ライン特別分譲……アントンは99年に新たなスタートを切る。再出発の年に生まれた1羽が“イファノフ”だった。 母方祖父は“レネ”、その親が“シャプシー”と、名コンビの結晶ともいえるCHの血が脈打つ。2001年モンド・マルサンでの快挙は還暦を迎えたアントンが自力で掴んだ会心の勝利だった。
◎6月号ハイライトオークション!……長距離レースを狙う方にGCH・CH・RCHの集大成スネーク&帝王系の実績ライン、岩田・アイザクソン・稚内GN・西鹿児島GN・ゴードン系をはじめ、長距離に対応する銘系・新潟鳩界の飛び筋やオールラウンドスピード血統の総合優勝の実績ライン……一挙分譲! |
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……自らの目的を達成するために優秀なレーサー、あるいはブリーダーを作らんと多くの愛鳩家たちは積極的に鳩を導入し、研鑚を積んできた。が、その中のどれほどの人が交配におけるセオリーを見出し、確信を持って思い描く鳩を作り出すことができるだろう。素野哲さんは、とりわけ動物に対しての“育種”への意識が薄く、輸入に頼る日本人の弱点を指摘する一方で、日本人とは対照的なオランダ人の“無”から何かを創り出す姿勢に優れた鳩作りの原点を見ている。 |
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……レジョナルレースの登場に短・中距離志向へと流れていく競翔界。スピードレースが盛んになる中で、長距離レースにも異変がおこっていく。 |
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……1974年、大田誠彦氏は初めてマルク・ローセンス系を日本に紹介した。世界を席巻しつつあった血統との出会いは、モントーバンNにおけるローセンス氏の完全勝利がきっかけである。同レース優勝鳩“モントーバン”について大田氏に振り返っていただいた。
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ついに勝負の幕が開ける!!/スタンバイOK! 2004年ナショナル・ピジョン・コンクール
………鳩界に漂っていた自粛ムードに関わらず、2004年ナショナル・ピジョン・コンクールには442チームが名乗りを上げた。3月下旬に各地でレース再開が発表され、参加するフライターも今か今かと待ち構えている。苦難の時を乗り越えて、いざ、本番!! |
建て直しは疲労回復から/
03年秋埼玉Rgベスト10座談会“前レース帰還後からRgへ向けての調整法”
………昨年の秋レースはスタート早々叩かれた。厳しい展開のもとで多くのフライター達は羽数を減らし、Rg500Kでの参加羽数は前年より2000羽以上もダウンして6,142羽に留まった。いくつもの難関を克服し、埼玉連盟秋のメインレースで上位ベスト10に入賞した方々の勝因はそれぞれの戦いを通して見ることができる。 |
鳩をジャッジする重責/レース鳩品評会公認審査員資格取得講習会開催 in 2月28日
………去る2月28日、日本鳩レース協会2階ホールにて、7年ぶりとなるレース鳩品評会公認審査員資格取得講習会が行われた。全国より39人の受講者が集まるなか、試験に先立ち大田誠彦特別顧問による「品評会審査基準について」と、柴崎昇一顧問による「鳩の選定方法について」それぞれ講義が始まった。両テーマの中身は、手引として一般に知られていないテクニックや知識等であり、受講者たちから熱い視線が送られた。 |
銘血でつかんだ栄光 02年ペルピンナンIN18,264羽中2位 ヘールト・シュミッツ
………ヘールト・シュミッツが鳩レースを始めたのはちょうど10年前。家族と楽しめるようにと始めたファミリー・スポーツだったが、鳩レースの魅力にどんどん引き込まれていった。そんなヘールトに五年後、一つの転換期が訪れる。早くからオランダ鳩界の長距離で力を発揮していたワイナンツ父子との出会いだった。 |
潜むパワーを遺憾無く発揮/03年ペルピナンIN1歳鳩部門2位 ジョン・ファン・クリンク
………分速0.48mの僅差で優勝は惜しくも逃したものの、昨年のペルピナンINで最遠距離を戦い抜き1歳鳩部門2位に入賞する。ジョン・ファン・クリンクの優れたハンドリングで、俊鳩は潜む力を遺憾無く発揮した。 |
同一鳩で会心の連続入賞!/
02年シャトローSN6位、03年シャトローSN17位 ルヴェック父子
………ベルギー南西部のモンスは、かつてエノー伯の居城があった町だ。人口は約9万人。周辺には鉱山が多く、ベルギーの一大重工業地帯の中心でもある。ルヴェック父子は、そのモンスから南西約5Kにあるナミュール州のジュメペという町に鳩舎を構えている。レース参加当初から、ベルギー国内の有名なフライターの銘血を意欲的に集め、独自の飛び筋を生みだそうと熱心に取り組んでいた。ここ数年のルヴェック父子の活躍は目覚ましい。 |
ドイツ長距離界に燦然!/
長距離NエースPを礎にコロニー形成するワーナー・ボールティング
………長距離NエースPの“シュミ”を誕生させ、2000年には同エースPでベスト3を独占する。ドイツ長距離界の最強、W.ボールティングは新たな飛躍を目指しさらなるコロニー充実に心血を注ぐ。 |
……かつては、バラ作りに専念しINコンテストでシルバーメダリストに輝いた。新種作りで世界の頂点を極めた素野哲さんが、そこで獲得した交配方法を鳩作りに応用する。1980年、少年時代に興じた鳩レースをYDKロフトとして再開し、スピードバードを求めてヤンセン、モイレマンブームを鳩界に巻き起こしたことは記憶に新しい。近年に至ってはスプリント以外に長距離ラインの確立も目指しナショナルCHを積極的に導入している。ピジョン・スポーツを謳歌する優れた鳩作りをテーマに素野さんが長年にわたる研究より見いだし、到達した交配セオリーを自らの言葉でじっくりと解き明かしてもらう。 |
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☆ 特別企画・連載第6回「競翔五十年」/安定成長期を迎え塗り替えられる新記録 |
……放鳩車の登場、銘鳩の導入などで格段に進歩を続ける競翔界。レースの参加羽数が年々増加の一途をたどる中で、次々に新しい記録が打ち出されていく。 |
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☆わが想い出の名鳩たち ピジョンカルチャー連載第13回 by 大田誠彦氏 |
……1970年代、トーマス・ペータース鳩舎は5つのタイトルを獲得する。サンバンサンN優勝2回、モントバーンN優勝、2度にわたる長距離ナショナル・エースピジョン賞1位。その多くを導入した大田氏が、自らの体験を通して神鳩“エール・ヴァンクール”一族を語る。 |
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