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 ニッポンTODAY
 

 情熱は逆風を越えて
 世界最大規模!!2006年度「全国著名愛鳩家の集い」

 
 去る11月12日(日)、2006年度「全国著名愛鳩家の集い」が、東京・椿山荘「オリオンの間」で開催され、400名近い愛鳩家が参加した。厳しいシーズンに立ち向かったフライターたちの一体感は、来シーズンへの大いなる飛躍を感じさせた。
 
クラウン賞 高山初夫鳩舎 (中京連合会・17区)
  クラウン賞4連覇の前チャンピオン・今井雅之氏より王冠を受け継いだ高山初夫鳩舎。

身初となる地区CH賞から1年。高山鳩舎は、安定感に磨きをかけ06年春に望んだ。圧巻だったのは、シーズン最後の2レース。誰もが苦しむ長距離で東海CHと東海・三重GNにおいて総合優勝を果し、長距離ではダントツの成績、3レースの平均入賞率は全国2位へと躍り出た。結果、獲得点数が倍となる2次審査では、59ポイント差の接戦を制し、高山鳩舎はクラウン賞に輝いた。



ゴールド賞 水戸北ロフト
      
(茨城葵連合会)

2005年、水戸北ロフトは、シルバー賞を受賞し、一躍脚光を浴びた。レース歴5年を迎え、フライターはまた一歩クラウン賞への階段を上る。シルバーからゴールドへ。輝きを増し、見事2年連続三賞入りを果たした。

 

 
ゴールド賞 及川 茂鳩舎
         (新日本連合会)

じくゴールド賞を手中に収めたのは、全国に名を轟かせる及川 茂鳩舎。円熟味を増したフライターは06年。大半のレースでシングル入賞を果たし、桜花賞では圧巻の独占劇を繰り広げた。満を持しての三賞入りである。
 
 
 
シルバー賞 加藤正祝鳩舎
         
(東海連合会)

海勢から2人目の三賞入りとなった加藤鳩舎。レース歴15年、地元を代表するトップ・フライターとしても認知されている。強豪の代名詞といえば「ポルシェ」。二十数年前に導入した銘血は、加藤ポルシェラインとして進化を遂げ、数多くの優入賞を果たしている。
 
 

 
シルバー賞 神田亮介鳩舎
   
      (常南連合会)

大な父の存在・二代目の重圧を乗り越え、自身の力のみで獲得した2年連続シルバー賞。その他、300K優勝、ジャパンカップ総合シングル2羽など、話題を集め最高の1年をおえ、若き獅子は、1人のフライターとして認められたのだった。
 

シルバー賞 新井健仁鳩舎
       (春日部連合会)

開1年にして新井健仁鳩舎が、見事三賞の座を射止める。念願だったレースの復帰を果たし、新井鳩舎の情熱は一気に燃え上がった。本格始動に際し、元・UFOロフト代表 上澤 衛氏を加え、万全を期してのシルバー賞受賞。
 


シルバー賞 小黒良作鳩舎
      (長岡中央連合会)

潟鳩界史上2人目。実に26年ぶり三賞鳩舎が誕生した。快挙を成し遂げた小黒鳩舎は、レース歴50年の超ベテランである。過去に地区CH賞4回、羽越GP総合優勝3回、連盟最優秀鳩舎6回。00年には地区Nで2,000mを越す分速で日本新記録を樹立している。

 

ブロンズ賞 佐藤 守鳩舎
   
   (東京南部連合会)
         
(代理 鈴木信義鳩舎)

羽数での健闘が光った佐藤 守鳩舎が06年のブロンズ賞を獲得した。記憶に新しいのは、05年の春レース。デビュー1年目にして600K総合シングル4羽、700K総合9位にランクイン。驚異の新人はタイトルを総なめし、日本エースピジョン全国3位、会長賞、シルバーエクセレントP賞を獲得した。
 
 
 ヨーロッパTODAY
 

ベルギー実力鳩舎 ヨス・トーネ  【栄光への道 連載第1回】
 独立後、最初に誕生したスーパーCH“ポコ”


ヨス・トーネがペータース父子から独立し、自らの名前でレースに参加するようになるのは91年からだった。その翌年に誕生したポコは驚くべき回復力と、精神力で着実に実績を積んでいく。

 

銘血と遺志が躍動 06年オルレアンNダービー第3地区2位、6位入賞
 純クラック・ヤンセンを受け継ぐ ボルグマン兄弟

伝説の巨人、偉大なる叔父クラックが作り上げた“クラック・ヤンセン”を受け継ぎ、ボルグマン兄弟の新たな挑戦と飛躍が始まった。昨年、兄弟は叔父の遺作同士の子でオルレアンNダービーに参加し、2位、6位入賞の快挙を成した。

 
ヤンセン系の柔らかさ 
 アウトブリードに適したインブリードの系統

世紀を越えて遺伝力を維持し続ける奇跡の血脈、ヤンセン。この系統の最大の特徴は、他系統の能力を最大に引き出すアウトブリード能力にあった。
 
再びデニスの時代がやって来た
ベルギー長距離界のスペシャリスト、エミール・デニス
 連綿と受け継がれてきた基礎鳩TEEの優れた帰巣性

30年前に誕生した稀代の銘鳩TEEの血は今日なお進化し続けている。バルセロナ・ゴールド・ウィング賞受賞2回、長距離界の第1人者エミール・デニスは偉大なる基礎鳩の優れた帰巣性を子孫へと引き継がせ、これまでにも数多くの銘鳩を誕生させてきた。
 
奇跡のナイトフライター
06年ベルジュラックN4,030羽中最高分速 M.リートフェルト父子


実距離859キロのベルジュラックNを最高分速で優勝したド・ヨンゲ・バロンは、典型的なナイトフライターであった。同レースを04年11位、05年19位、06年優勝と3年連続夜間飛行を成功させたのだ。夜を制するものはレースを制す。ナイトフライターが生み出された背景を探る。
 
 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.33
 
 
あくまでも自らが求める鳩の“スタンダード”が筆者にはあった。かと言って、好みで作り上げた基準ではない。優れた先達からその時代、時代を代表する鳩について学び、自らも経験を重ね、研鑽を積む中から導き出したものだった。そのスタンダードを基準とし、非凡とも言える筆者独自の発想で鳩のタイプを見極めてきた。たとえば表面的にはなかなか推し量れない距離適正を判断する。筆者の中に潜む鋭い感覚は、ミクロの世界へと入り込み、指の感触で羽根の付け根の下にある筋肉の形を立体的に感じとり、その鳩がスプリンター、長距離鳩かを区別する。

 
☆愛鳩の友2006年12月号の紹介☆
2006年11月号の目次はこちら→
☆ニッポンTODAY
 2006年全日本優秀鳩舎賞発表  日本最強の8鳩舎、決まる!



 去る10月6日、中田幸雄鳩舎(04年シルバー賞、地区CH賞9回受賞)立会いの下、全日本優秀鳩舎の第1次審査の集計が行われた。総投票数118通。厳正な審査の結果、本年度の三賞及びブロンズ賞が決定した。選ばれたトップ8の軌跡を辿ってみよう。

 ■栄光の8鳩舎、発表!!

日本鳩界至高のタイトル・全日本優秀鳩舎賞。日本鳩レース協会、日本伝書鳩協会の垣根を越え、真に優れたレースマンを決める誉れ高い賞である。特にクラウン賞に贈られる王冠は、日本一のシンボルとして鳩界に定着している。地区CH賞、有資格鳩舎、推薦鳩舎、そして本年は地区CH特別賞、準地区CH賞を加えた51鳩舎から、日本最強の8鳩舎が選出される。本年の総投票数は118通。中田幸雄氏の立会いの下、第1次選考は厳正に行われた。クラウン・ゴールド・シルバー各賞の受賞候補そしてブロンズ賞が決定。最終選考に残ったのは以下の7名である。(50音順)

  ・新井健仁鳩舎(春日部連合会・9区)
  ・及川 茂鳩舎 (新日本連合会・11区)
  ・小黒良作鳩舎(長岡中央連合会・15区)
  ・加藤正祝鳩舎(東海連合会・17区)
  ・神田亮介鳩舎(常南連合会・7区)
  ・高山初夫鳩舎(中京連合会・17区)
  ・水戸北ロフト  (茨城葵連合会・5区)


またブロンズ賞には、佐藤守鳩舎(東京南部連合会・11区)が選出された。

 
 2006年度チャンピオン鳩賞発表!   チャンピオン鳩受難の年


      
▲CHチャンピオン認定 02SB08250 BP♀         ▲CHチャンピオン認定 98HA11122 S♂
 丹羽和一鳩舎作翔 (三重第3連合会)           柳田雅幸鳩舎作翔 (佐原連合会)

 今年度のチャンピオン鳩への応募は僅か3羽であった。これまでで最小の申請数となったが、この原因は明白である。全国各地での帰還率の低下。中でも、長距離レースでの記録的な低帰還率である。日本鳩界の歴史においても、受難のシーズンであり、とりわけCH認定を狙うような長距離フライター、レーサーにとっては厳しい春であったと言える。そんな困難な条件を乗り越え、2羽のCH鳩が認定された。

 
☆ヨーロッパTODAY

ベルギー最強 ヨス・トーネの世界  【 栄 光 へ の 道 連載への序 】
P・スポーツへの豊かな感性を培った少年時代


“ベルギー鳩界の皇太子”、“ワンダー・ボーイ”と呼ばれ続けた。その若きホープは40歳半ばを迎えた今、まさに充実した鳩人生の真っ只中にいる。4年連続ゼネラルCH1位、今年もまたKBDB若鳩ナショナルCH1位を獲得した。鳩レースの天才ヨス・トーネの栄光への軌跡をたどってみる。

 

ブルー・ラインに寄せる信頼
00年ベルジュラックN優勝・03年バルセロナN優勝 他多数
オランダ長距離界を牽引する クリス&ヤープ・ファンデルフェルデン父子


92年ZLU超長距離チャンピオン1位、95年ヨーロッパカップ1位、96年長距離Provチャンピオン1位、97年長距離クラブIN♀部門チャンピオン1位、00年ZLUグランプリ1位、03年オランダ・チャンピオン1位…。両手では収まり切らないほどの長距離タイトルを獲得した強豪が西オランダにいます。モーレンダイク(風車と堤防で防備された町)に住むクリス&ヤープ・ファンデルフェルデン父子です。

系アールデンを今に伝える
世界の長距離界を席巻  A&L・ファンデウェーゲン


ヤン・アールデンから父・アドリアヌスへ渡り、 さらに息子・アントンに引き継がれた世界随一の長距離血統。本当の銘血は色褪せることなく、21世紀に入っても世界の長距離レース界をリードしていくのである。
 
至宝の飛び筋が栄光を導く
2006年バルセロナN11,802羽中4位  ステファン・デパッセ&ヨー・ラルデノーイ


世界に誇る銘系・ファンデウェーゲン。アドリアヌスから息子・アントンへと継承された一大系統は、今年バルセロナ4位にも流れる。デパッセ&ラルデノーイ擁するオスは、基礎鳩・アウデ・ドファーチェの筋。至宝のラインはフライターに栄光の未来を約束する。

 
解き放たれた情熱
06年バルセロナN2位、IN4位入賞  パトリック・ファンブリアーナ鳩舎


世界的な銘系が復活した。アンドレ・ファンブリアーナの遺志を受け継ぎ、孫のパトリックが名ハンドラー、デルルーと手を組んでバルセロナに本格参戦。2万羽を越えるINで4位、1万羽を越えるNで2位と銘系の底力を見せつけた。

    
 
潜む!世界最高の遺伝力
CHブリーダー“カンニバール”の煌く直系の活躍  ステレールマン
 

CHブリーダーとして、カンニバールの銘血は国境を越え、世界各国の強豪のもとで羽ばたいている。直系に数多くの俊鳩を誕生させる驚異の遺伝力は他鳩舎の礎を築き、最高の飛び筋を形成する。
 
☆ 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.32

一見、バランスの崩れた鳩でも、目や羽根などパーツ、パーツに他の鳩とは異なる優れた因子を見出す。鳩の形質や血統と、レーサーとして、あるい はブリーダーとしての実績との関係を、筆者は自らの経験を重ねながらデータとして蓄積する中で論理立ててきた。時には種鳩作りのための種鳩を他鳩 舎に渡しながら、その意図は理解されずに選手鳩として飛ばされるということもあった。結果的には好成績を収めることとなるが筆者の論理に揺るぎは無かった。その成果の裏に潜む問題を指摘し、自らが見出した交配セオリー にむしろ新たな確信さえ抱いている。

 
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