1)2002年オランダ・サンバンサンN放鳩ルポ by 渡辺 正鳩舎
ピジョンスポーツ研究の奥は深い。世界の1,000Kレース“サンバンサン”の帰還コースを車で走り体感したい。サンバンサンN優勝鳩を導入するようになって5年目になる渡辺 正氏は、是非持ち寄りから放鳩、帰還コースまでを自分の目で確かめたいと、自らサンバンサンへ飛んだ。1泊2日、走行距離2,555Kの旅。その一部始終を放鳩記として紹介する。
2)バルセロナIN.PartU……レッド・バルセロナ・イヤー
今年、26,944羽参加のバルセロナINを制したオランダの鳩“ソフィア”は栗だった。面白いことに、2位に食い込んだドイツの鳩も栗。さらにはベルギーNを制したIN4位の鳩も栗と、揃いもそろって栗というのに恐らく前例はない。21世紀の最初のピリオドとして記憶に残るレッド・バルセロナ・イヤーとなった。これらの栗の勝者にスポットをあてる。
3)ブールジュN64,660羽の頂点に!……小規模鳩舎の小さなメス
7月28日(日曜日)、若鳩39,987羽を含む合計64,660羽参加のブールジュNが放鳩された。若鳩の祭典ブールジュNを制したのは、70歳にしてレース歴5年のシルバー・レースマン、マウリス・デクヌート鳩舎。灰刺しの小さな雌鳩は分速
1,318mで、若鳩のみならず全体の頂点に立った。
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△2002年サンバンサンN放鳩(撮影・渡辺 正氏)
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