愛鳩サロン

愛鳩の友


2002年9月号の目次はこちら→
 埼玉連盟創立45周年記念式典・盛大に!


…………多くの名勝負を繰りひろげ、鳩界の耳目を集めてきた埼玉連盟(坪井政雄連盟長)が、去る8月18日、さいたま市内にある「パレスホテル大宮」に於いて、連盟創立45周年記念式典が開催された。全国から250名以上が列席した一大セレモニーとなった。


 ヨーロッパToday


1)2002年オランダ・サンバンサンN放鳩ルポ by 渡辺 正鳩舎
 ピジョンスポーツ研究の奥は深い。世界の1,000Kレース“サンバンサン”の帰還コースを車で走り体感したい。サンバンサンN優勝鳩を導入するようになって5年目になる渡辺 正氏は、是非持ち寄りから放鳩、帰還コースまでを自分の目で確かめたいと、自らサンバンサンへ飛んだ。1泊2日、走行距離2,555Kの旅。その一部始終を放鳩記として紹介する。

2)バルセロナIN.PartU……レッド・バルセロナ・イヤー
 今年、26,944羽参加のバルセロナINを制したオランダの鳩“ソフィア”は栗だった。面白いことに、2位に食い込んだドイツの鳩も栗。さらにはベルギーNを制したIN4位の鳩も栗と、揃いもそろって栗というのに恐らく前例はない。21世紀の最初のピリオドとして記憶に残るレッド・バルセロナ・イヤーとなった。これらの栗の勝者にスポットをあてる。

3)ブールジュN64,660羽の頂点に!……小規模鳩舎の小さなメス
 7月28日(日曜日)、若鳩39,987羽を含む合計64,660羽参加のブールジュNが放鳩された。若鳩の祭典ブールジュNを制したのは、70歳にしてレース歴5年のシルバー・レースマン、マウリス・デクヌート鳩舎。灰刺しの小さな雌鳩は分速 1,318mで、若鳩のみならず全体の頂点に立った。

 


△2002年サンバンサンN放鳩(撮影・渡辺 正氏)

←バルセロナIN1位


             ↑バルセロナIN2位

←バルセロナIN4位

 

 

 

 

 恒例!勝ち筋オークション in 2002 限定50羽
…………愛鳩の友誌10月号の恒例となった“勝ち筋オークション”がやってきた。全国各地のトップフライターが贈るウィニングライン50羽が勢揃い。来年の戦いに向けて、スピードの強化、耐久性の補強など貴鳩舎の要望に全国の強豪鳩舎がお応えします。是非このチャンスをお見逃しなく!  
 愛鳩の友創刊555号突破記念特集

1)空に棲息する生き物・最終回
………日常でもよく見かけるカラス。世界中の神話や民話に登場し、活躍もする。一方では、ゴミをあさり家禽や鳩を襲い、人間に危害を加える。2つの顔を持つ黒いイナズマ、カラスにスポットをあてる。

2)愛鳩の友誌でたどる鳩界エポック・最終回
………1956年の創刊以来「愛鳩の友」は誌面を通じて様々な“夢”を提示し続けてきた。リーディング・ピジョンマガジンとしての21世紀の課題は何なのか?併せてクラウン賞の受賞フライターに愛鳩の友誌の使命と期待をインタビューする。

3)最終篇その1・鳥類あるいは鳩の身体的特性…人類学者・香原志勢氏に聞く
………多くの鳥類は空を飛ぶ。同様に昆虫にも飛ぶものは多く存在する。果たして両者は同じなのか。鳥類特有の機能とは何で、一体どういう働きをしているのか。鳥類の身体的特性を詳細にわたって解明する最終篇その1。

 

 

 

 

 

 愛鳩の友7月増刊号「春の祭典vol.34」ダイジェスト

 只今好評発売中の「春の祭典vol.34」。特別カラー企画“飛び筋最前線―――勝利を呼ぶ一羽”で紹介した52鳩舎の誇る銘鳩、今春活躍した鳩をダイジェストで紹介する。

 ☆愛鳩の友2002年11月号の予告☆ 

☆2002年度地区チャンピオン賞決定!
 挑戦する志のある者なら、誰でも輝きたいと願うはず。日本全国の敏腕フライターが手塩にかけて育て上げた戦力が各地で2002年春レースを戦った。地区チャンピオン賞という勲章を求め、規程をクリアした鳩舎は59鳩舎。その中から、地区チャンピオン賞38鳩舎、有資格鳩舎2鳩舎が決定した。至宝の光を放つクラウン賞の王冠を手にするのは誰なのか?! 日本鳩界の頂点へと繋がる精鋭たちの顔ぶれとその軌跡を紹介する。

☆ヨーロッパToday
1)オランダ・ベルジュラックN最高分速……セクターVから分速1,864mの最高分速!
 ベルジュラックNは、セクターVで午前3時15分に記録された鳩が、総参加37,524羽中最高分速をマークした。実距離947KのW.ファンデ・ヒューベル鳩舎の2000年生まれのメス鳩。名前は“ハンナ”。先立って行われたルフェックNでも約6,000羽中6位に入賞していた。しかし、これは決して偶然ではないことを血統が証明してみせる。

2)ブールジュNイヤリング部門2位……ファンブリアーナの銘血が飛んだ!
 7月28日(日曜日)に放鳩されたブールジュN。全体の参加羽数64,660羽の約20%を占めたイヤリング部門で見事2位に入賞したのが、ウィリー・ファン・イスラース鳩舎の灰のオス。父方にファンブリアーナのカサールト、母方にはカルトゥスの血が流れる銘血である。オルレアンでも157羽中優勝している。


←ベルジュラックN最高分速

 

 

 


 ↑ブールジュNイヤリング部門2位

☆第7回・オークションinクラウン

 今回、第7回を迎えたオークションinクラウンは、11月23日(土)に東京・椿山荘で開催される「全国著名愛鳩家の集い」に先立って、午前10より展示・即売会が実施される。三賞受賞鳩舎、地区チャンピオン賞鳩舎や地区の強豪、ベテランなど日本を代表するフライターが作った俊鳩、ヨーロッパ一級の競翔家が作ったチャンピオン、銘血ブリーダーなどが勢ぞろい。11月号と12月号の2回にわたって展示鳩を発表。事前にお目当ての鳩をチェックして、是非あなたもオークションinクラウンに参加してみませんか?

☆野澤文男鳩舎、3地区GPでワン・ツー・スリーの快進撃!

 4月19日に2日日延べで放鳩された3地区合同GPで、3連盟あわせて 172羽が当日帰還を果たす中、北関東連合会の強豪・野澤文男鳩舎が見事ワン・ツー・スリー!これらの鳩は総て“銘鳩ド・90(004)”、“ドンカーダックス”、“オリンピア号”など野澤鳩舎の代表種鳩の直系である。取るべくして取った血統の勝利と言っても過言ではない。

☆特 集 長距離を制する血統とは?!

 増刊号・長距離篇には、今春の長距離レースで活躍した鳩の血統書が多数寄せられた。輸入系に在来系、バラエティに富んだ血統書を基に、各フライターの活躍血統を探ってみる。彼らは果たしてどんな系統で成果を挙げたのであろうか。

☆千田久雄鳩舎“プリバギのヴィクトリー・ロード”オークション

 今春、北陸北地区N総合優勝・北陸GP総合優勝・北陸北桜花賞 1,000K総合優勝と目覚ましい活躍を見せた千田久雄鳩舎(富山連合会)のオークションを開催!オールマイティに止まるところを知らないプリバギ・ラインが勢ぞろいする。このチャンスをお見逃しなく!

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