愛鳩サロン

愛鳩の友


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 2002年度地区チャンピオン賞決定!

…………挑戦する志のある者なら、誰でも輝きたいと願うはず。日本全国の敏腕フライターが手塩にかけて育て上げた戦力が各地で2002年春レースを戦った。地区チャンピオン賞という勲章を求め、規程をクリアした鳩舎は59鳩舎。その中から、地区チャンピオン賞38鳩舎、有資格鳩舎が1鳩舎決定した。至宝の光を放つクラウン賞の王冠を手にするのは誰なのか?! 日本鳩界の頂点へと繋がる精鋭たちの顔ぶれとその軌跡を紹介する。



 ヨーロッパToday


1)オランダ・ベルジュラックN最高分速……セクターVから分速1,864mの最高分速!
 ベルジュラックNは、セクターVで午前3時15分に記録された鳩が、総参加37,524羽中最高分速をマークした。実距離947KのW.ファンデ・ヒューベル鳩舎の2000年生まれのメス鳩。名前は“ハンナ”。先立って行われたルフェックNでも約6,000羽中4位に入賞していた。しかし、これは決して偶然ではないことを血統が証明してみせる。

2)ブールジュNイヤリング部門2位……ファンブリアーナの銘血が飛んだ!
 7月28日(日曜日)に放鳩されたブールジュN。全体の参加羽数64,660羽の約20%を占めたイヤリング部門で見事2位に入賞したのが、ウィリー・ファン・イスラース鳩舎の灰のオス。父方にファンブリアーナのカサールト、母方にはカルトゥスの血が流れる銘血である。オルレアンでも157羽中優勝している。

3)オランダ超長距離のスペシャリスト、ヘルマン・ブリンクマン……メガトン級のパワー
 バルセロナを1,305Kという最長距離で戦うヘルマン・ブリンクマン。“怪物”の異名を持ち、2001年同レースにおいてオランダN5位、IN14位に入賞し、ヨーロッパ鳩界を震撼させた。


ヘルマン・ブリンクマン


↑2002年ベルジュラックN最高分速


↑2002年ブールジュNイヤリング部門2位

 

 

 

 

 第7回・オークションinクラウン
 ………今回、第7回を迎えたオークションinクラウンは、11月23日(土)に東京・椿山荘で開催される「全国著名愛鳩家の集い」に先立って、午前10より展示・即売会が実施される。三賞受賞鳩舎、地区チャンピオン賞鳩舎や地区の強豪、ベテラン鳩舎など日本を代表するフライターが作った俊鳩、ヨーロッパ一級の競翔家が作ったチャンピオン、銘血ブリーダーなどが勢ぞろい。11月号と12月号の2回にわたって展示鳩を発表。事前にお目当ての鳩をチェックして、是非あなたもオークションinクラウンに参加してみませんか?
 
 野澤文男鳩舎、3地区GPで未曾有の快挙


↑千恵子夫人と共に祝福の花々に囲まれる野澤文男氏

 ………東坂東、埼群、坂東野州の精鋭2,237羽が参加した3連盟合同・由仁GP800Kで、野澤文男鳩舎(北関東連合会)が総合優勝、2位、3位の独占劇を演じた。オランダ・サンバンサン、ダックスの珠玉Nチャンピオンを駆使した、あまりにもスーパーな快挙!類まれな活躍を祝い、9月16日(祝)、「ホテル・サンルート佐野」で、鳩界内外の来賓約150名を迎え、盛大な祝賀会が挙行された。

 特 集 現代長距離レース事情“圧倒的シェアの輸入系”

 ………増刊号・長距離篇には、今春の長距離レースで活躍した鳩の血統書が多数寄せられた。長距離の優入賞鳩が輸入鳩の影響をどれほど受けているのか、8人の覇者の意見を交えながら、系統調査をしてみた。

 千田久雄鳩舎“プリバギのヴィクトリー・ロード”オークション

 ………今春、北陸北地区N総合優勝・北陸GP総合優勝・北陸北桜花賞 1,000K総合優勝と目覚ましい活躍を見せた千田久雄鳩舎(富山連合会)のオークションを開催!オールマイティに止まるところを知らないプリバギ・ラインが勢ぞろいする。このチャンスをお見逃しなく!

 ☆愛鳩の友2002年12月号の予告☆ 
☆2002年度全日本優秀鳩舎決定!……栄光をつかんだ8鳩舎の全レースの記録

 ………大高 繁鳩舎(茨城県西連合会会長・93年クラウン賞・地区CH賞8回)の立ち会いのもと、2002年度全日本優秀鳩舎を決定すべく第1次審査が行われ、栄光の7鳩舎&ブロンズ賞1鳩舎の計8鳩舎が決定した。今井雅之鳩舎(姫路)、岩田誠三鳩舎(東海)、熊谷三郎鳩舎(埼玉中央)、高塚久雄鳩舎(茨日)、長島祐二鳩舎(常総)、中田幸雄鳩舎(埼玉南部)、吉野喜一鳩舎(埼玉北部)、米倉勝弘鳩舎(下総)…50音順。過去の三賞受賞経験者が顔を揃える中、熊谷鳩舎の初受賞は鳩界に新風を吹き込んだ。


☆恒例・年に一度のビッグ・イベント“第7回・オークションinクラウン”
 ………本誌11月号では48羽を発表し、12月号で56羽(合計 104羽)が発表される。三賞受賞鳩舎、地区CH賞鳩舎や地区の強豪、ベテラン鳩舎など日本を代表するフライターが作った俊鳩をはじめ、ヨーロッパ一級の競翔家が作ったチャンピオン、銘血ブリーダーなどが勢ぞろい。必見!

☆ヨーロッパToday
1)2002年ペルピナン・ドイツN優勝・3位……マンフレット・ドナーテ父子
 インターナショナル・シーズンの最後を飾るペルピナンINレース。今年は灼熱の激闘ともいえる戦いだった。そんな中、マンフレット・ドナーテ父子鳩舎が、第3のピジョン王国と呼ばれるドイツのナショナルを制した。ナショナル3位にも入賞!

2)2002年アルジェントンN1歳鳩部門優勝・24,189羽中2位の分速……マダム・ロジャー・デルフリュイエル
 マダムには、アルジェントンNレースでの優勝を夢見ながら4年前に他界した夫、ロジャー・デルフリュイエルがいた。夫の遺志を継いで4年間、マダムは息子とのアランと二人三脚でアルジェントンNレースで優勝することを目標に努力してきたのだ。

3)2002年アルジェントンN成鳩部門優勝・24,189羽中最高分速……ドパープ兄弟
 アルジェントンN成鳩部門優勝を決めたドパープ兄弟が、イヤリングと若鳩をも含む24,189羽のトップに立った。2歳の濃胡麻のオスのスピードは分速1,549m!



↑2002年アルジェントンN最高分速鳩


↑毎年恒例のオークションinクラウンの会場


↑2002年ペルピナン・ドイツN優勝鳩


↓アルジェントンN1歳鳩部門優勝/マダム・ロジャー・デルフリュイエルと息子アラン

☆2002年度チャンピオン鳩決定!……CH8羽、R.CH7羽を発表

 ………今年度のチャンピオン鳩の申請は16羽あった。近年の長距離レースの帰還率悪化を反映してのことが、昨年の22羽より減少はしたものの、申請されたレーサーは粒揃い。特徴的なのはレーサーの年齢である。3歳鳩が7羽、4歳鳩が6羽と若い!将来に更なる期待が持てがトリが勢ぞろいした。

☆NHKディレクター・守屋博之氏が見たハトレースの世界

 ………9月28・29日放映のNHK衛生第2放送『地球に好奇心』、ヨーロッパ鳩界最大のレースであるバルセロナINが取り上げられた。番組の企画から制作まで担当した守屋博之ディレクターの眼にピジョン・スポーツの世界はどのように映ったのだろうか。

☆「春の祭典vol.35 長距離篇」ダイジェスト

 ………春の祭典vol.35長距離篇のカラーグラビアに登場した39鳩舎が誇る銘鳩、今春の活躍鳩を12月号と2003年新年号の2回に分けてダイジェストで紹介。

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