愛鳩サロン

愛鳩の友


 
 ニッポンTODAY

04年度NPC表彰式・懇親会開催/北陸の第一人者が頂点に
 ……… 栄えあるナショナルチャンピオンは昨年2位に甘んじた藤井孝彦鳩舎(福井県連合会)。元々その名は30年以上も前から全国でも知られた実力者であったが、2004年、あらためてその実力を知る事になる。2つの鮮やかなクリスタルを抱え、やや緊張した面持ちでベテランは記念撮影に応えた。
 表彰式後の懇親会では豪華なメンバーが和気藹々と談笑。協会役員、一般会員に関わらず、一人一人が愛鳩家として鳩談議に花を咲かせていた。

恒例座談会・東日本CH総合ベスト10&地区総合優勝鳩舎/勝利のポイントを聞く
 ………5月24日、午前5時40分、東日本CHが放鳩された。鳥インフルエンザの影響が心配されたが12,381羽が参加している。ただ、持ち寄りを10日延ばした。16日に持ち寄ったものの。移り気な空模様との持久戦。予定日の20日は呆気なく過ぎ、放鳩関係者は一週間の滞在を余儀なくされた。まず、東日本GNと関東CHが23日に放たれる。東日本CHは更に1日延期した。翌日戦となった最大レースで勝負を分けた要因は何だったのか。勝利を手にした鳩舎の戦術と勝利の瞬間に迫る。
 
2004年関東初山別CH1000Kベスト10座談会/オーヴァーナイトレースの果て
 ………東日本CHとGNに並ぶ関東の長距離大レース関東チャンピオン。第4回を迎えた今年は、分速 1,000mを切る展開を見せた。ベスト10に優入賞したフライターはどのように闘いに臨み、そして活躍したのか。
 
 注目!スペシャル分譲&オークション
ピートからの贈り物……No.1の鑑識眼、ピート・デヴィルト自らが配合した厳選ペアを分譲致します!

E・Kロフト特別オークション……インブラヒットを駆使! 優れた回復力&スピードで ビッグタイトル獲得!

2004.NPC栄光のオークション……NPCナショナルCHライン・厳選25羽! 未来のチャンピオンはここから・・・日本中を沸かせたNPC(ナショナルピジョン・コンクール)。入賞を決めたナショナルCH(21位までの飛び筋)が一挙に登場。千載一隅の好機、ぜひ自鳩舎の補強にこの機会をお見逃しなく!

パワーアップオークション……長距離CH血統がズラリ! 東日本CH総合優勝を筆頭に日本レース界の銘血が勢揃いしています。
 
 そして歴史は刻まれた/宮沢和男氏を偲んで
 ………5月30日、愛鳩の友社創業者、宮沢和男氏が他界された。 「文化を文字として残したものが歴史書です。歴史のないものは存在しなかったに等しい」という信念に従い、日本発と なる鳩界誌「愛鳩の友」を創刊された。6月26日に行われた告別式の後、縁の深い方々に追悼の言葉をいただいた。
 
 連載2 初心者のための健康講座 古田勝彦獣医師 古田勝彦獣医師
 ……前回は健康な鳩について総論的なお話をしました。今回より、レース鳩の身体各部位のチェックポイントをお話ししていきます。健康な鳩はどうあるべきか、異常があった時どう考えるのかということをなるべくやさしく解説したいと思います。なお各疾患については講座の後半で解説していきます。
 
 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.4
 ……筆者がバラの国際コンテストでシルバーメダルを獲得するまでの道のりは決して短くはなかった。植物の中で最も手がかかり育種の難しいバラ作りに取り組み、新種作りを目指す。その中から交配セオリーを見出し、大きな成果へと結びつけた。新種作りから得た交配理論に加え、幼い頃から馴染んできた盆栽作りという長い時間をかけて作品を作り上げる感覚は鳩の作出にも生きている。種鳩の選定が鳩作りの鍵を握る。筆者は日本の多くの愛鳩家が抱く固定観念と幻想を指摘し、距離適正と体型、サイズ、筋肉との関係を選手鳩と種鳩に分けながら独自の論理で解いている。
 
 特別企画・連載第10回「競翔五十年」/83〜85年 逆境を乗り越えて
 ……競翔家の年齢層が広がり、がぜん盛り上がりをみせる中で突如訪れたパラミクソ問題。鳩界が初めて体験する疫病に被害を被りながら、果敢に恐怖と対峙する愛鳩家たち。
 
 わが想い出の名鳩たち ピジョンカルチャー連載第16回 by 大田誠彦氏

 ……1983年、スターレンは総参加約3万羽のダックスNを圧倒的なスピードで制した。「黒の殺し屋」と称賛されたマルセル・ブラークハウス鳩舎の最高傑作である。大田誠彦氏は長年親交があるブラークハウス氏に懇願し、世界鳩界の誰もが成し得なかったトレードに成功した。

☆愛鳩の友2004年7月号の紹介☆
2004年6月号の目次はこちら→
☆ニッポンTODAY
関東三大長距離レース速報@ 東日本GN/千百キロ地帯に軍配
 ……… 関東が誇る三大長距離レースの先陣を切ったの
は最遠レース、東日本GNだ。5月23日の5時50分、3,401羽のレーサーが放鳩地の稚内から、遥か彼方のゴールを目指し、飛び立った。
関東三大長距離レース速報A 東日本CH/東京勢の大躍進!
 ………41回目を数える国内最大羽数のレース、東日本 CHが今春は関東レースの最後を飾った。一時自 粛の影響でどうなるかと心配されたが、その不安 も一掃。昨年に近い12,397羽が参加して行われた。
関東三大長距離レース速報B/上総、ここにあり
 ………3年前の第1回より年々参加地域を増やし、ビッグレースの仲間入りを果たした関東CH。今年はレースの一時自粛などのアクシデントがあったが、それでも12連盟のフライターが果敢に挑んだ
結果発表 2004年 ナショナル・ピジョン・コンクール/驚異の平均分速率 0.99416!!
 ………今年のナショナル・ピジョン・コンクールも佳境を迎え、5月下旬には参加したすべてのチームが対象レースを終えました。そしてナショナル1位、及び21位までのチャンピオンたちがここに揃いました。今月は日本鳩界が注目する、本コンクールの結果を発表します!
速報・鳩協国際チャンピオン900キロ/嵐のあとの激闘
 ………放鳩予定は5月20日だったが、運悪く台風2号の接近がスタートを遅らせた。メイストームが去った5月24日に国際CHは行われる。当日記録は残念ながら無かったが翌日27羽、3日目7羽が帰還。参加1割以上の記録に達成した。

2004年国際鳩舎オリエンタル・カップ 700Kトップ10!/抜け出たヒーロー10羽
 ………5月1日に行われた、国際鳩舎オリエンタル・カップ700キロは、昨年に続きまたもやハイ・スピードの展開で委託ファンを湧かせた。上位に入賞した顔ぶれはいずれもこれまで国際鳩舎で活躍してきた腕自慢だ。今回は上位のなかでもベスト10に迫る。

→5月1日午前5時10分に放鳩されたオリエンタル・カップの放鳩シーン…写真提供・生源寺和道氏(江東連合会)

 
☆ヨーロッパTODAY
バルセロナCH総点検
 ………2002年バルセロナ オランダNat. 8,713羽中6位 ハイゼル・ファミリー作翔/2003年バルセロナ オランダNat. 3,914羽中5位 A.ピークストック作翔/2003年バルセロナ ベルギーNat. 11,806羽中17位  フィリップ・グランジーン作翔/2003年バルセロナ ドイツNat. 2,407羽中10位 プルカールト・ハンス作翔/2003年バルセロナ ドイツNat. 2,408羽中11位 ヘルボーツ&ヘラー作翔……数々の翔歴を持つ、輝かしいバルセロナのチャンピオンを導入するチャンス!
 
☆ 注目!スペシャル分譲&オークション
横地光彦鳩舎GP総合優勝記念オークション……2年連続ボルードNとモントバーンNで優勝した“イワン”(孫が2002年静岡地区N総合優勝、会長賞受賞他)、信頼の飛び筋ヤン・テーレン鳩舎のド・10の流れをくむ“テーレン”(97年サンバンサンN全参加36,509羽中3位 孫2001年桜花賞900K総合9位他)の直子など、横地光彦鳩舎最強飛び筋 32羽を厳選オークション!

栗原 渉鳩舎ファーストフライト・オークション……現代長距離スピード系! ファーストフライトロフトが自信を持ってお薦めします!

7月号限定パワーアップ・オークション……今春の埼玉Rg総合優勝の兄弟、長万部の孫、佐渡中部地区優勝など、両親や兄弟が総合優入賞している実績ラインのみを宮杯・Rgから稚内まで幅広く厳選!

恒例! HOTなサマー・セール……02年ペルピナンIN2位の直子、バルセロナ5位の兄姉、ベジエNイヤリング2位の全兄弟、キングの孫などの名系、ヘルボーツやワイナンツ、キップ、ボールディングなど有名鳩舎作出の銘血揃い!!
 
☆ 新連載・初心者のための健康講座ヘルシーピジョン 古田勝彦獣医師
 ……レース鳩という趣味は実に奥深いものです。レースで良い成績を上げるということを目的に飼育者はいろいろな事をしなければなりま せん。 まず優秀な種鳩を導入し、その配合、選手鳩の作出、訓練、そしてレースというサイクルを行っていきます。その過程のどれか一つでも失敗するとレースで勝つことは出来ません。この過程の中で共通して必要なことは、 種鳩も選手鳩も健康な状態を維持しなければ ならないということです。
 特にレース鳩の場合、病気でないというこ とでは健康とはいいません。健康で、その上で良好なコンディションを維持して初めて健 康と言うことが出来 、レースで活躍できる のです。これがヘルシーピジョンの概念です。初心者ための健康講座として、ヘルシーピジョンについて連載をしていくことになりま した。初心者の方の参考になれば幸いです。
 第1回は、「健康な鳩とは」と「未病」とについてお話しします。
 
☆ 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.3
 ……ショーバードと言われる品評会向けの鳩は外見上の美しさが大切で“陽性因子”のみがテーマとなってきた。対するレース鳩の作出には表面上には現れない“陰性因子”の存在が大きな意味を持ち、陽性と陰性の両因子の関係が重要なテーマとなってくる。筆者は小学生の時、人間の手によって作り上げられたバラの美しさに初めて出会い、感動と共に興味を抱いた。高校生の頃からは本格的にバラ作りに取り組み、後に国際コンクールで新種を発表しシルバーメダルを獲得する。バラの育種という体験から学んだ陽性、陰性の関係を筆者は鳩作りの中で展開し、交配セオリーを見出してきた。
 
☆ 特別企画・連載第9回「競翔五十年」/国際化が進み盛り上がる日本鳩界
 ……80年代をむかえスピードレースに沸く競翔界。日本鳩界 が最高の盛り上がりを見せる中で、「81’ピジョン・オリ ンピアード日本」は開催された。
 
☆わが想い出の名鳩たち ピジョンカルチャー連載第15回 by 大田誠彦氏

 ……1977年、大田誠彦氏は生涯11回目のヨーロッパ旅行へ。その旅先で出会ったのが同年のサンバンサン・オランダN優勝鳩“プリマ”だ。ベルギーの大家であるモーリス・デルバール氏が形成した名血はオランダ鳩界で分派・発展して遂にはプリマに結実したのである。

 
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