恒例座談会・東日本GNベスト10に聞く/難関を打ち破った十羽 ………関東が誇る最長距離レース、東日本GNも今年で35回目を迎えた。初夏にさしかかり、気温も上昇した5月下旬の開催にも関わらず、精鋭 3,401羽のレーサーが難関に挑んだ。6年ぶりに分速 1,000mを切る耐久戦をみごと勝ち抜いた10羽は、いかにして生まれたか。
2004年埼玉桜花賞ベスト10座談会/長距離は鳩次第! ………この春、埼玉桜花賞は東日本CH1000Kの併催レースとして実施された。分速 1,000m前後の激戦をくぐり抜け、ベスト10に優入賞したのはどのようなレーサーだったのか。活躍鳩舎にうかがった。
◎9月限定 春のパワーアップオークション……三賞吉野喜一鳩舎が放つ飛び筋・厳選の5羽。マンモス埼玉で勝ち続けるスピード血統登場! ◎ヘルボーツ&ヘラー・E.デニス銘血特別オークション……TEEを擁するE.デニス ヘルボーツ&ヘラーの特選鳩。ヨーロッパから上陸、超長距離バルセロナIN、ペルピナン、ダックス,ポーのレコードバードが勢揃い!
……1983年サンバンサン・オランダNの最高分速鳩“ローデン・サンバンサン”。1980年の同レースでは8位に入賞した超名鳩だ。「ジェフのサンバンサン」として名高いこの名鳩の最期は大田誠彦氏が看取る。 導入から死別までの15年間は氏にとって忘れがたい。
04年度NPC表彰式・懇親会開催/北陸の第一人者が頂点に ……… 栄えあるナショナルチャンピオンは昨年2位に甘んじた藤井孝彦鳩舎(福井県連合会)。元々その名は30年以上も前から全国でも知られた実力者であったが、2004年、あらためてその実力を知る事になる。2つの鮮やかなクリスタルを抱え、やや緊張した面持ちでベテランは記念撮影に応えた。 表彰式後の懇親会では豪華なメンバーが和気藹々と談笑。協会役員、一般会員に関わらず、一人一人が愛鳩家として鳩談議に花を咲かせていた。
……1983年、スターレンは総参加約3万羽のダックスNを圧倒的なスピードで制した。「黒の殺し屋」と称賛されたマルセル・ブラークハウス鳩舎の最高傑作である。大田誠彦氏は長年親交があるブラークハウス氏に懇願し、世界鳩界の誰もが成し得なかったトレードに成功した。