愛鳩サロン

愛鳩の友


 
 ニッポンTODAY

誉れ高き頂きに/東日本CH、GN表彰式
 ………8月8日午後1時より、第41回東日本CH、平成16年度東日本GNの合同表彰式が開催された。会場となった上野・精養軒「桜の間」には受賞者含めたくさんの方々が集まり、今シーズン新たに誕生したヒーローたちを盛大に祝福した。

興奮の二大レース/04年春千翔会・800キロ、1000キロベスト3の横顔
 ………千葉、千葉東、平成千葉、西千葉の4連盟が繰り広げる千翔会主催レースがアクティブに行われた。分速1500メートルを超えたGP戦は千葉・総武GP時代からみても歴代最高分速。さらに千葉県知事賞では関東CHをも制した。

頂点に立った北陸の第一人者/2004年NPCナショナル1位 藤井孝彦鳩舎
 ………北陸鳩界において、レースやブリーダー導入で常に第一線を走りつづけた藤井孝彦鳩舎。昨年はナショナル・ピジョン・コンクールにはじめての参加ながらナショナル2位だったが、今年は平均分速率 0.99416という驚異的な数字をたたき出し、みごと全国の頂点に立った。以前から精力的に導入していたバルセロナCHの直系たちが、今年の北陸南地区Nで期待に応え、藤井さんに栄光をもたらした。
驚異のシングル4羽/岩田誠三鳩舎(東海連合会・翔聖)
 ………日本における鳩レース界の巨匠、岩田誠三鳩舎が04年は苦戦。レジョナル、地区ナショナル、そしてグランプリでも思うような成績が残せない。そんな鬱憤を晴らすがごとく、最終レース、東海CHでは1000キロレースという距離を感じさせない4羽固め打ち。さすが巨匠、である。
 
 ヨーロッパTODAY

午前5時57分8秒の驚異/ベルジュラックN第3セクター優勝・36,974羽中最高分速記録
 ………シーズン二度目の夜間飛行で、栗の小さな雌鳩は主人の予想を大きく越えるパワーを発揮した。ヤン・ファンデンベルグ作翔の1歳の若きレーサーは後続に分速223メートル引き離してベルジュラックN全セクター最高分速を記録する。

主力ブリンクマンの偉効/2003年サンバンサンN第4セクター優勝
 ………サンバンサンNとは言え、他のセクターではバルセロナレースに匹敵する距離がある。アルベルトはオーバーナイトフライトに通用する優れた回復力と頭脳を備えた鳩作りを目指してきた。鳩の導入にも妥協はなく、常にオランダ最北部で実績を積む強豪の飛び筋に注目してきた。ブリーブNで9位に入賞した雄鳩の直子がアームストロングだ。この優勝鳩の父親には94年のリモージュNを制したブリンクマン最高傑作ブリンキー・ボーイの銘血が絡んでいた。

 
 注目!スペシャル分譲&オークション

ハリケーンの孫分譲!早い者勝ち……渡辺 正鳩舎が贈る、銘鳩ハリケーンの孫たち。厳選の30羽、いまこそ導入のチャンス!

藤井孝彦鳩舎特別オークション……NPCナショナル1位記念・現役種鳩よりオークション! 日本一を支えた強力な種鳩群!

恒例・2004年秋・勝ち筋オークション……全国の有名フライターが精魂込めて作出した好鳩が67羽勢揃い!

オランダ超長距離界の怪物 H.ブリンクマン作出鳩格安分譲 ……1302キロの最遠距離地帯で01年あるセロナN5位・同IN25,760羽中14位、04年バルセロナN32位など、この機会にぜひ!

最速・長島祐二鳩舎の飛び筋「厳選の20羽」……日本のルド・クラーセン、長島鳩舎(98〜01年の4年連続地区N総合優勝、99〜04年の6年間でRg総合優勝6回)の飛び筋を手に入れられる!

最強・吉田三男鳩舎の銘系“ちぎり”オークション……ちぎりテムジン、ちぎりセピア、ちぎりプロミネンス…有名なちぎり代表種鳩の直子や孫たち厳選30羽を見逃すな!

 
 連載4 初心者のための健康講座 古田勝彦獣医師/医師
 ……前回は嘴、鼻瘤、口腔のチェックポイントについてお話しました。今回は頚部についてのお話をします。
 
 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.6
 ……鳩の交配セオリーを展開するにあたり、筆者はこれまで「良い鳩」を前提に話を進めてきた。ところが、良い鳩と言っても読み手の経験、鳩に対する認識によって受け止め方は様々だ。人によっては優秀なスプリンターを想像し、あるいは長距離鳩やエース・ピジョンをイメージする。血統を重視してチャンピオンの銘血を受け継ぐ俊鳩を思い描く人、手の中に収めた時の自身の感触を信じて鳩の良し悪しを判断する人もいるだろう。誤解を避けるために今回は筆者が言う「良い鳩」について、選手鳩を作出するための「良い種鳩」にポイントを置いて語る。
 
 特別企画・連載第13回「競翔五十年」/89〜91年
 ……スピード化が進み大いに盛り上がる競翔界。90年代をむかえ新たな問題も浮き彫りになってきた。よりよい日本鳩界を21世紀の人にバトンタッチするため様々な試みが催された。
 
 わが想い出の名鳩たち ピジョンカルチャー連載第18回 by 大田誠彦氏

 ……1985年、稀代の名鳩が誕生した。アルトゥール・ラフレール鳩舎作翔の“カイゼル”である。1シーズン中にブリーブとリモージュの2大ナショナル・レースを制した。大田誠彦氏はドゥーブル・ヴァンクール(2回優勝者)の称号をこの名鳩に与え、自鳩舎に迎えた。

☆愛鳩の友2004年9月号の紹介☆
2004年8月号の目次はこちら→
☆ニッポンTODAY

恒例座談会・東日本GNベスト10に聞く/難関を打ち破った十羽
 ………関東が誇る最長距離レース、東日本GNも今年で35回目を迎えた。初夏にさしかかり、気温も上昇した5月下旬の開催にも関わらず、精鋭 3,401羽のレーサーが難関に挑んだ。6年ぶりに分速 1,000mを切る耐久戦をみごと勝ち抜いた10羽は、いかにして生まれたか。

2004年埼玉桜花賞ベスト10座談会/長距離は鳩次第!
 ………この春、埼玉桜花賞は東日本CH1000Kの併催レースとして実施された。分速 1,000m前後の激戦をくぐり抜け、ベスト10に優入賞したのはどのようなレーサーだったのか。活躍鳩舎にうかがった。
 
宮沢和男氏を偲んで/一般公募
 ………去る5月30日、愛鳩の友社の創立者、宮沢和男氏が天に召された。氏は「愛鳩の友」誌発行人として、また日本鳩レース協会役員として鳩界発展に大きな足跡を残した。寄せられた多くの追悼文の中から抜粋したものを紹介する。
 
☆ 注目!スペシャル分譲&オークション
9月限定 春のパワーアップオークション……三賞吉野喜一鳩舎が放つ飛び筋・厳選の5羽。マンモス埼玉で勝ち続けるスピード血統登場!

ヘルボーツ&ヘラー・E.デニス銘血特別オークション……TEEを擁するE.デニス ヘルボーツ&ヘラーの特選鳩。ヨーロッパから上陸、超長距離バルセロナIN、ペルピナン、ダックス,ポーのレコードバードが勢揃い!
 
☆ 連載3 初心者のための健康講座 古田勝彦獣医師/医師
 ……前回は眼についてのチェックポイントをお話しました。今回は、嘴、鼻瘤、口腔についてのお話をします。
 
☆ 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.5
 ……バラ作りを通して、陽性因子と陰性因子の存在に気がついた。2つの因子の組み合わせでバラの交配セオリーは成り立つ。それではレーサーとして性能が問われる鳩に対しては当てはまるのだろうか…。残念ながらこのセオリーだけでは説明しきれない。新たな困難を抱えながら筆者は長い時間を費やすこととなる。幾度となく失敗を繰り返し、答えを見出せないでいたが海外旅行中に見たドバトの姿で閃いた。最終的な結論としては陽性、陰性の両因子の中に優性、中間、劣性因子があり、6つの因子をどう組み合わせていくかが課題となってくる。
 
☆ 特別企画・連載第12回「競翔五十年」/86〜88年 導入されるCHバード
 ……ピジョン・スポーツの本場、ヨーロッパから次々に導入されるチャンピオンバード。鳩質の向上は目まぐるしく、東日本チャンピオンレースでは約1万羽が当日に記録する。
 
 わが想い出の名鳩たち ピジョンカルチャー連載第17回 by 大田誠彦氏

 ……1983年サンバンサン・オランダNの最高分速鳩“ローデン・サンバンサン”。1980年の同レースでは8位に入賞した超名鳩だ。「ジェフのサンバンサン」として名高いこの名鳩の最期は大田誠彦氏が看取る。
 導入から死別までの15年間は氏にとって忘れがたい。

 
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