愛鳩サロン

愛鳩の友


 
 ニッポンTODAY
 
2005年度全日本最優秀鳩舎 トップ8かく語りき
 
 
個性的な面々が揃った。2005年度の全日本優秀鳩舎賞の8人である。クラウン賞4年連続受賞という大記録を打ちたてた今井雅之鳩舎。ゴールド賞には東日本GN総合優勝のプリモロフト、オールラウンドな鳩を求める獣医、若林元城鳩舎が輝く。シルバー賞は、昨年、同じくシルバー賞で神田隆夫鳩舎から独立した神田亮介鳩舎。苺農家、荒井英夫鳩舎。レース歴わずか4年の大鳩舎、水戸北ロフト。昨年、ブロンズ賞を獲得したジャンヌファミリーの早乙女節夫鳩舎。ブロンズ賞は北陸の勝負師、横井信治鳩舎が獲得した。日本鳩界のトップ8に登りつめた彼らが、各々に戦いを振り返った。
 
 「ありがとうね」と鳩に言いたい……クラウン賞・今井雅之鳩舎(姫路連合会)
 “モーゼ”の奇跡は積み重ねから……ゴールド賞・プリモロフト(房総連合会)
 オールラウンドプレイヤー……ゴールド賞・若林元城鳩舎(群馬連合会)
 鳩レースとは、「戦争」 ……ゴールド賞・神田亮介鳩舎(常南連合会)
 苺と鳩に囲まれて銀 ……シルバー賞・荒井英夫鳩舎(真岡連合会)
 ジャンヌは常に新しい ……シルバー賞・早乙女節夫鳩舎(ニュー横浜連合会)
 すべては海越えのために ……シルバー賞・水戸北ロフト(茨城葵連合会)
 北陸の“勝負師”ここにあり ……ブロンズ賞・横井信治鳩舎(富山北連合会)
 
埼玉Rg座談会 埼玉Rgベスト6……実力派の真価を見る!
 
 2005年秋季埼玉レジョナル500Kレース
  11月19日 午前8時20分放鳩 参加8,387羽
 
決行か中止か、ギリギリまで粘っての判断だった。東坂東連盟との合同放鳩となった昨年秋の埼玉Rgは厳しい条件下を縫うように開催されながら、当日6割の帰還を記録した。上位入賞を遂げた4人の勝者はいずれもレース歴30年以上のベテランで、常にハイレベルで闘ってきた実力者だ。

  

 

 
 ヨーロッパTODAY
 
ジュニアに託すバルセロナ制覇 
05年マルセイユN4536羽中優勝 驚異のダッチマン、ヘンドリー・カイパー
 
  ベルギーのリンブルフ州に鳩舎を構えるオランダ人、ヘンドリー・カイパーが、2005年マルセイユNを制した。ダッチマンの底力は移住当初からベルギーのレースマンを圧倒し続け、遂にベルギー国のトップに躍り出る。
 
華麗なるTEE王朝…… “長距離のスペシャリスト” エミール・デニスのTEEライン
 
 欧州を縦横無尽に駆け抜けた特急列車(Trans Europe Express)。戦後復興を支えた列車から名付けられたレーサー“TEE”は、70年代後半〜80年代前半にかけてベルギー長距離界を席巻した。そして新世紀、銘血はさらなる進化を遂げ、今なお確固たる王朝を築く。
 
すべてはベスト・ピジョンから…3本の基礎カップルが織り成すCHダイナスティ(王朝)
コルネリス&ヘラルド・コープマン父子
 
  アーレンドンクのヤンセン兄弟の銘血をベースに無数のチャンピオンバードを輩出し続けたコルネリス&ヘラルド・コープマン父子。現在、卒寿を迎えた父は実務を離れ、ヘラルドが若いアシスタントと共にエルメルフェーンにある巨大ロフトでCHダイナスティを展開。3本の基礎カップルがもたらすパワーとは…
 

フランス鳩界に燦然!
バルセロナレースでフランス鳩界史上初のIN初制覇を達成 ― シリユ・シャスコウ
 
 フランス鳩界史上初、まさにバルセロナINの最高峰に立つ。シリユ・シャスコウはドイツ、オランダ長距離界を代表する強豪の銘血を積極的に導入、駆使し、自らの飛び筋を作り上げてきた。

 
 注目!スペシャル分譲&オークション

分譲 エミール・デニス鳩舎 TEEライン
 ベルギーが生んだ長距離スペシャリスト エミール・デニスの銘血レコード・バードが目白押し!

分譲 ヨーロッパCH鳩
 リモージュ、ベロンネ、マーセイク、ボクステル、ホウデンなど、短中距離レース優勝鳩が勢揃い!

飛び筋オークション
 2005年度全日本最強飛び筋・83羽誌上オークション! 2005年三賞、地区CH賞受賞者が出陳
 
渡辺 正鳩舎オークション
 ブラック・ジャイアントの特別分譲は今回がラスト・チャンス!夢のスーパースピード厳選18羽特別分譲

シリユ・シャスコウ鳩舎バルセロナ優勝オークション
 2005年、バルセロナINレース史上初のIN優勝をフランスにもたらしたシリユ・シャスコウ鳩舎から、銘血長距離ラインが日本に初上陸。厳選された銘血53羽が勢ぞろい!
 
清水良典鳩舎45羽オークション
 銘血ここにあり!銘鳩・プログレスリバティーを源鳩に構築した、岩田リバティーライン45羽を特別オークション
 
パワーアップオークション
 全国各地の鳩舎から厳選された銘鳩10羽が堂々登場。

 
 永遠の銘系・その46

 ヤンセンの銘血が凝縮された美しいリヒテの雌鳩が日本にやってきた。彼女からは、レーサーとしてもブリーダーとしても並ぶものはいなかった超銘鳩アウデ・メルクスの真価が窺える。

→B04−6467237 BC ♀
アウデ・メルクスの近親。ヤンセン美を見事に体現。

 
 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.22
 レースに参加するからには勝利を収めたい。勝つためには優れた鳩作りが 大きなテーマであり、勝ち続けるためには確かな飛び筋が必要不可欠となっ てくる。アイバンド、油性粒子の有無や種鳩用種鳩、選手鳩用種鳩といった タイプ別のチェックは個体をベースとした交配法として既に述べてきた。も う一つ、筆者自身がこだわり続ける鳩の血統を主体とした交配法がある。長 い年月を費やし、鋭い観察力とインスピレーション、積み重ねてきた経験の 中から見出した。筆者独自の交配セオリーに基き、導き出した飛び筋作りの 方法を紹介する。
 
 誰も知らない 骨格と飛翔  シリーズ第5回

 
 空を制した鳥たちの身体は、見事なまでに「飛ぶ」ことに特化しています。骨もまた然り。今回は鳩の骨・骨格についてご紹介していきます。

 
☆愛鳩の友2006年1月号の紹介☆
2005年12月号の目次はこちら→
☆ニッポンTODAY

驚愕!4年連続クラウン  
世界最大級のセレモニー 2005年度「全国著名愛鳩家の集い」開催

総勢約400名の参加を数える。ピジョン・ジ ャーナルクラブ・ジャパン主催、ワールド・ピ ジョン・ジャーナルクラブ協賛の「全国著名愛 鳩家の集い」が、12月13日、東京目白にあ る“椿山荘”大ホール“オリオン”にて開催さ れた。全日本優秀鳩舎賞を始め、各受賞者へ会 場からは惜しみない拍手が送られていた。

 

新連載 四年連続クラウン賞への路  
前人未踏の領域へ…今井雅之鳩舎(姫路連合会・翔道別格3段)

2005年、クラウン賞の歴史に新たな一ページが刻まれた。今井雅之鳩舎、4年連続クラウン賞受賞。金字塔を打ち立てたフライターは、05年秋をもって一時レースの世界から離れると言う。駆け抜けた7年のフライター人生を六回の連載で振り返る。                                   

  

 

 

青い標的へ向かって・・・埼玉、東坂東Rg 合同放鳩
 
 国内最大のレジョナル、埼玉Rgと東坂東Rgの合同放鳩が11月19日、岩手の滝沢村で行われた。かつては万羽レースの代名詞と言われた埼玉Rgも今年の参加羽数は8387羽。しかし今回は東坂東連盟の3881羽との合同放鳩になったため、総計12000羽を超える壮大な放鳩シーンとなった。取材班は埼玉で最大の連合会である草加連合会のスタッフに同行し、前日の持ち寄りから現地での光景、放鳩シーン、審査結果を密着リポートした。

 
☆ヨーロッパTODAY

歴史に残る稀代の銘血 
2005年ナルボンヌIN イヤリング部門ワン・ツー制覇 ヨス・トーネ鳩舎

 ベルギーで最強の男と称されるヨス・トーネが、今年INレースに復活を遂げたナルボンヌでイヤリング部門でワン・ツー勝利を収めた。活躍鳩はいずれも“SUMO”のライン。優勝鳩25羽以上を誕生させてきた代表ブリーダーは、稀代の銘血として歴史に名を残す。

 

”宝石”が導いた栄光
2005年モンリュソンSN8337羽中優勝 ワロン地区の強豪D・デュトラノーア

 
 マルク・ローセンス、マルセル・アングルバン、リチャード・メルシュなど名だたる強豪で知られるワロン地区。そこには、4世紀に亘り血統の固定化を図りながら巧に異血を絡め、数々のタイトルを獲得し続けるダニエル・デュトラノーアがいた。

 

☆歴史的な第一歩!愛鳩の友社を訪問・日中ピジョンジャーナル誌の交流

10月27日、上海市信鴿協会の メンバーが愛鳩の友社を訪れた。お 互い発行する雑誌を手に取りながら、 鳩レースについて語りあう。隣国な がらなかなか触れ合わなかった日本 と中国の鳩文化交流の、記念すべき 第一歩となった。

 

☆交流に大いなる意義 日本を代表するブリーダー・TDKロフトを訪問

愛鳩の友社を訪問した4日後の10月 31日、今度は千葉県市川市にある TDKロフトを訪れた。中国鳩界をリ ードする上海の愛鳩家たちと、日本を 代表するブリーダー、素野 哲氏の間 で活発な議論が繰り広げられ、国境を 越えた鳩文化の交流が実現した。

 
☆ 注目!スペシャル分譲&オークション

【今井雅之】クラウンへ導いた銘血ライン30羽限定オークション
 4年連続クラウン賞へと導いた銘血・バルセロナ・チャールストン、 そのラインを受け継いだ優秀鳩を中心に厳 選30羽が堂々集結

地区CH賞最多13回受賞記念  横地スピード系厳選51羽オークション
 99年モントバーンN優勝、98年ボルドーN優勝の”イワン号”直系、横地スピード系を中心に厳選された51羽

大高 繁鳩舎のビックイーグル・オークション
 クラウン・大高 繁鳩舎の最強飛び筋”ビックイーグル”特別オークション51羽 Rg総合優勝、地区N総合優勝の”銘鳩050”の直子、90年スピード鳩賞歴代1位、Nエース長距離1位 ”銘鳩04号”の直子等

大田誠彦セレクション 名血ヤンセン種鳩オークション
 ヤンセン最高の名鳩、”ルイ” ・ ”シャレル”の直系厳選された名血大田ヤンセン種鳩30羽を出陳 現代のヤンセン最高血統、大田ヤンセン ゴールデンカップルの直子等 
 
西日本鳩友会主催 誌上オークション
 西日本各地域において活躍する著名34鳩舎協力のもと、41羽の銘鳩・銘血ラインが一挙勢ぞろい
 
パワーアップオークション
 厳選された銘血・銘鳩、38羽を大陳列!新しい息吹をあなたの鳩舎に!……各地で活躍する鳩舎の銘鳩・銘血を一同に出陳

 
 ☆ 永遠の銘系・その44 21世紀に生き続けるド・019

  生きている時から伝説的銘鳩として崇められた”ヴォンダーフォスケ”はその小さな体で獲得した優勝回数は推定不可能なほど数知れない。快晴で逆風の吹くレースでは無敵であった。その血は2羽のバンゲへ、そしてアウデ・ヴィットオーガーへと流れ、今日またビューティフル・フォス・ヤンセンがここに蘇る。

→B05−6450527 RC。ヴォンダーフォスケを思い出させる美しいフォス・ヤンセン。

 
☆ 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.21
 目を観て鳩の性能を判定する。これまでも多くの愛鳩家が自身の経験に基づき、目をチェックして、良し悪しを判断してきた。とりわけ、目の構成の複雑な鳩を好む傾向があることは周知の通りだ。が、そこにどれほどの規則性があるのか…。筆者もまた自らの経験と鋭い洞察力から判定基準を見出した。優れた鳩に必要不可欠なものとして“アイバンド”があり、さらにスピードを求めた時、陽性の劣性因子からなる“油性粒子”の存在が大きな意味を持つようになる。虹彩部分の赤に混じったこの黒い粒子に注目し、その性能を生かすための交配法を筆者は展開していく。
 
☆ 最終回 誰も知らない「レース鳩以前」 山や海を舞台にした鳩通信
 鳩通信は、新聞社や通信社だけのものではない。山の遭難や海での事故。または魚の漁獲高など経済活動の分野でも華々しい活躍をとげた。では、そのエピソードを紹介しよう。
 
☆ 誰も知らない 羽毛の呼称〜造化の妙に迫る〜
   シリーズ第4回

 日本の野鳥は約550種類。その半数近く、252種もの鳥の羽をスケッチした大著があります。「日本の野鳥・羽根図鑑」です。もちろん鳩も載っています。著者の笹川昭雄先に、羽のあれこれについてうかがってみました。鳥が飛ぶ速さと羽のかたちとは、どのような関係があるのでしょうか。 笹川先生にうかがったところ、鳥類一般でみると、翼が長めで尾が短めのトリのほうが速く飛ぶのだそうです。

 
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