愛鳩サロン

愛鳩の友


 

 

 

 今、帰還率を考える 
 帰還率低下の要因&改善案 Part 2

 

 
競翔委員長・放鳩委員長による帰還率低下の要因と改善案&特別寄稿 「2006年3大長距離レースが残したもの」 奄美通信社 織田 元氏

 
 愛鳩の友誌 創刊50周年記念企画 Part.6 (1987〜99年代編)
 長距離の覇者 偉大なるGCHたち
 

1964年から、日本は世界に先駆けて鳩にCH鳩の称号を贈る認定が行われた。超長距離バードが評価された時代を経て、上位入賞を求めるスピード化時代へ、さらには優勝もできるようなキレ味をCH鳩に求め始めた。長距離での入賞回数が少なくても、中距離での成績が決め手となって、GCH認定を受ける鳩が出現してきている。
 しかし、80年代後半から、GCHは氷河期を迎える。88年から98年で誕生したGCHは僅かに6羽。これは何を意味しているのか? ヨーロッパから様々な血統が導入されはじめ、CH鳩の血統もかなり変遷してきた。それと歩みを同じくするようにレースの帰還の低下が叫ばれはじめた。
 今回、紹介するGCH鳩は、時代の境目をそれぞれの形で生き抜き、結果を出してきた優れたレーサーたちである。ヨーロッパの血統で構成されたスピードバードもいれば、長距離専門のねばり型もいる。個性的な彼らの姿を振り返ることで、現状の打開策が見えてくるのかもしれない。

紹介している銘鳩
【鳩栄リーベ号】【83ET5120】【85SV2704】【森倉シオンTAKA号】【喜風西鹿児島号】
【岩城16号】【北辰号】【クィーン256号】【ダンディ28号】【エレガント436号】

 
 ニッポンTODAY
 

東日本CH&東日本GN合同表彰式
 
 国内最大級の長距離レースである東日本CHと東日本GNの合同表彰式が、『上野精養軒』にて華やかに開催された。来賓、関係役員諸氏を含み、200余名の参加者が見守る中、CH・岩渕 茂(写真右)、GN・高橋良明(写真左)の両氏は、栄光のトロフィーを手にし、最高の舞台で歓喜に酔いしれた。

 

鳩界一のビッグなスケール!埼玉連盟創立50周年記念式典
   
 埼玉連盟の創立50周年を祝う式典が盛大に執り行われた。去る7月30日、パレスホテル大宮の4階大ホール、“ローズルーム”は250名を超える愛鳩家の熱気に包まれた。


写真は「愛鳩の友社賞」
2005年秋から2006年春にかけて 活躍した9名に愛鳩の友社より総額100万円が贈られた。

 
 ヨーロッパTODAY
 

ミレニアムの衝撃 −前編− 00年モントーバンN優勝&ナルボンヌN優勝
ルネ・ルフェブルの手腕で“ローセンス”を蘇らせる
 
  ミレニアムのモントーバンNで初優勝を収めた。ルネ・ルフェブルのハンドリングは冴え、勢いづくまま参戦したナルボンヌNでベルギー鳩界を震撼させる。シーズン2つ目のN優勝を獲得。

 

驚異!2年連続ナルボンヌN優勝
05年ナルボンヌIN優勝に続き今年もナショナル優勝 W・ファン・エンゲスルホーフェン 

オランダ鳩界紙の一面でウィナント・ファン・エンゲルスホーフェンの名前と写真が大きく掲載され、驚くべきニュースが報道された。今年83歳を迎えた老匠が昨年に続いての2年連続ナルボンヌN制覇を遂げた。

 
純粋であるが故の神秘
ヤンセン・ピジョン誕生の場所から見えてくるもの

20世紀初頭から鳩界を席巻し、今や世界的な系統となったヤンセン。そのヤンセン系の父、ヘンリー・ヤンセンとヤンセン兄弟の功績と精神を辿ることによって、ヤンセンの何が「特別」なのか、その根底にあるものを考察する。    
 
燦然!栗胡麻のレーサー アリス・ロウヴェ
06年バルセロナIN実距離1300K5位・同オランダN3位入賞

1300キロという超長距離でアリス・ロウヴェが驚きのバルセロナIN五位入賞を収めた。最遠距離地帯におけるこれまでの記録を超える上位入賞を成した栗胡麻のメスは、5羽参加中の第一マークで登録されていた。    
 
 
 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.30
 
 今日でこそレースへは参加せず、ブリーディング主体で自らの交配セオリーを追究しているが、かつての筆者は多くの愛鳩家と同様に勝つことに心血を注ぎ、鳩レースを謳歌していた。成功することがあれば失敗することもある。一喜一憂しながら自身の取り組みを振り返り、時には反省し、時には大きな確信を得て次へのステップを踏んできた。初めての鳩との出会いから、長い時間を経る中では様々なエピソードも生まれ、その度に心を熱くする。「素野 哲が語る作出のセオリー」は、そんな筆者が試行錯誤の中から見出し、確立してきたものだった。
 
☆愛鳩の友2006年9月号の紹介☆
2006年8月号の目次はこちら→
 今、帰還率を考える 
 翔聖が語った帰還率向上案&競翔&放鳩委員長が考える改善点

 日本鳩界では、帰還率の低下が深刻化している。今春のレースは、その傾向が浮き彫りになるものであった。GW明けに行われた東日本CH、GN、JCは、どれも帰還率10%未満。過去最悪に近い数値である。帰らない原因は、天候や猛禽類の増加、電磁波など様々に推察できるが、今春の3大長距離レースにおいては、天候が最大の要因となったと言える。確かに4月、5月にかけて日本列島は不安定な天気が続き、気圧の変化が激しい時期であった…

 
 愛鳩の友誌 創刊50周年記念企画 Part.5(1985〜87年代編)
 長距離の覇者 偉大なるGCHたち

1980年代も中盤になると、長距離を5年、6年と飛ばすような鳩は少なくなってくる。延べ飛翔距離よりスピードや上位入賞が重要視されるようになったCH鳩の世界でもそれは同様であった。
 長距離だけでなく、中距離でも総合シングルに入るような鳩が目立つ。また、オランダのCH鳩の直子などが輸入されはじめた時代でもあり、87年の82EA1569号などは、ヤン・アールデン系が4分の3、4分の1がジャンヌの筋というオランダの最高の血統である。スピードとヨーロッパ化。現代の鳩事情につながるGCHたちが次から次へと生まれた80年代中盤から後半は、日本の鳩質が加速的に進歩した時代でもあった

 

紹介している銘鳩

【三日月キング号】、【よことみスマイル号】、【シャフト・スパイラル】、【ナイーブ・プリンセス】、
【82EA1569号】、【トミタエース】、【9003号】、【大野635号】、【スピード稚内号】、【80HB0907】

 

 
☆ニッポンTODAY

第2回ジャパンカップ総合表彰式開催
 
 去る7月9日、第2回ジャパンカップ総合表彰式会場となる大宮パレスホテルの広間は、昨年同様の120名を超える出席者で賑わった。帰還率約10%と厳しい展開を闘い抜いた勝者へ賛辞と惜しみない拍手が送られていた。  

 

東日本GN座談会 〜トップ10が各々のGNを語る〜
   
 東日本GNには、今まで長距離レースにロマンを抱くフライターたちの夢舞台として、数多くのトリたちが挑んでいった。そして37度目を迎えた同レース、悪天候の影響で熾烈を極める展開となる。参加羽数1993羽に対し、記録されたのがわずか80羽…。未曾有の死闘を潜り抜け、その中でもトップ10に輝いた十人の覇者たち。その喜びの声を伝える。

 
☆ヨーロッパTODAY
ミレニアムの衝撃 −前編− 00年モントーバンN優勝&ナルボンヌN優勝
ルネ・ルフェブルの手腕で“ローセンス”を蘇らせる
 
再開して6年目のことだった。すでに66歳と老齢の域にあったルネ・フェルブルがベルギー鳩界の最強として注目を集めた。00年モントーバンとナルボンヌのNレースをダブルで制覇する。 
 
☆ 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.29

 
自らの手で鳩を飼育し、ピジョン・スポーツに興じる愛鳩家にとって“交配”が意味するものは大きい。どんな目的を持ち、しかる後にどんな交配をしていくのか…。この連載を通じ、これまでも具体例を挙げながら筆者のセオリーに沿った交配を紹介してきた。そこで重要なポイントとして外せないものに“血の流れ”があった。意識することで狙いの鳩作りも高い確率で可能となってくるのだが、ここで筆者はあらためて問い掛けている。系統を意識している愛鳩家は多いが、どれだけの人が血の流れを押さえているのか、鳩の系源について認識しているのかということを。
 
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