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☆ニッポンTODAY |
日本鳩界最高峰への第1歩
第27回地区チャンピオン賞、地区チャンピオン特別賞、準地区チャンピオン賞発表!! |
全国で規定をクリアしたのは30鳩舎、地区CH賞には24鳩舎が輝いた。この数値は、例年をはるかに下回るものだ。特に長距離レースでは、帰還率1割を満たない展開が多く、厳しいシーズンだったことが読み取れる。そこで本年度は特別に地区CH特別賞、準地区CH賞という新たなタイトルを設け、今春活躍した計49鳩舎を発表する。
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愛鳩の友誌 創刊50周年記念企画 Part.7
(1999〜2005年代編)
長距離の覇者 偉大なるGCHたち |
1964年から始まったCH鳩認定制度。40年以上に亘る歴史を持つこのタイトルは、日本鳩界に大きな意味を持ってきた。1度のレースで勝てば取れるタイトルではない。厳しい審査基準をクリアするために、フライター、レーサー共に真の実力が試されるタイトルなのだ。中でも大チャンピオンであるGCHは、40年に亘る歴史の中でわずかに70羽という超難関である。
本企画では、その70羽の1羽1羽スポットを当て、改めて彼らの姿と戦いぶりを振り返ってみた。超長距離バードもいれば、スピードタイプの万能レーサーもいる。在来系もいれば、欧州のチャンピオン血統もある。彼らの姿は、そのまま日本の鳩レースの象徴であり、時代を如実に体現したものといえるのではないだろうか。
かつて、「GNは子供でも帰せる」と言われた時代があった。しかし現在、長距離を帰すことは非常に困難な時代である。時代を乗り越える新しいタイプのGCH鳩が誕生することを願って止まない。
紹介している銘鳩
【ブジン・クィーン号】【トロイカ・チャンプ】【喜風3×4】【スピードブーメラン号】【亀城秋姫】
【洗谷599号】【99LH01063】【GOOD MORNING号】【103号】【森倉シオン・うしろやま号】
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☆ヨーロッパTODAY |
ヤンセン伝説の継承者たち
ヤンセン・ピジョンを導入して名声を得た8鳩舎を紹介する
ド・クラック
(国籍:オランダ/代表鳩:81)、 ボルグマン兄弟 (国籍:オランダ/代表鳩:ディッケ・ダイフ)、
ライムント・ヘルメス (国籍:ドイツ/代表鳩:ピート)、 コープマン父子 (国籍:オランダ/代表鳩:フォーロイト)、 アイヤーカンプ父子
(国籍:オランダ/代表鳩:オリンピアード・バンゲ)、 ドクター・リンゼン (国籍:オランダ/代表鳩:クラック87ヘン)、 ファンネ父子
(国籍:ベルギー/代表鳩:パトリック)、 ジュール・ヴォウター (国籍:ベルギー/代表鳩:ブールジュ・ダイフィン) の8鳩舎を紹介。
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カンニバール驚異の遺伝力 ファンダイク父子鳩舎
ファンダイク父子が誇る稀代の銘ブリーダ
ファンダイク父子鳩舎の根幹を成す基礎鳩ファミリーの中にあって、とりわけその存在をアピールしてきたのがカンニバールだった。スーパーCHブリーダーの優れた遺伝力に今、世界中の強豪が注目している。
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エキスパートに見る真の強さ ジェラルド&ピート・リンデラウフ父子
06年オルレアンNダービー2位、3位、4位を独占!!
最高分速記録を逃しながらもトップに劣らない存在感があった。G&P・リンデラウフ父子はオルレアンNダービーで2位、3位、4位と上位を固める。入賞鳩3羽に流れる共通した鳩の血に強豪鳩舎の真価を見る。
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長距離界最高峰の銘系へ アントン&ルーシー・ファンデウェーゲン
父・アドリアヌスが遺した銘鳩“アウデ・ドファーチェ”の血を受け継いだ息子のアントン・ファンデウェーゲン。卓越した鳩作りと銘系の継承により、伝説的フライターであった父に次いで、アントンもオランダ長距離界の最強となる。
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2つの要素が導く勝利 −J.フロッシュ&J.フォラーゲンー
06年オルレアンNダービー最高分速・第4地区優勝
オルレアンから一斉に放たれる10万羽余の姿、モンスターの出現に胸躍らせたのは過去の話となった。とは言え、オルレアンが若鳩の祭典であることに変わりはない。瑞々しい若き力は、絶えず私たちに新たな感動を伝え続ける。
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☆ 素野 哲が語る“作出のセオリー” No.31 |
血統的にクセがあり、交配相手が限られる。ミューレマンスの場合などは純系同士も合わず、相性の良い交配を確信するまでに筆者は試行錯誤を繰り返した。そんな時、救いの神のように巡り合ったのが“モーゼス”だった。自鳩舎の主力に据えようと導入していたミューレマンスともヤンセンとも良
く馴染む。その他の血に対しても幅広く対応でき、交配鳩としては実に有り難い存在だった。ところが、管理となると勝手が違った。人間が手を加えるほど逆効果となり、鳩は思うように動いてくれない。モーゼスの血は鳩なりにこそ真価を発揮する。これもまた、モーゼスの性質だった。
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