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 ニッポンTODAY
 
2007年全日本優秀鳩舎賞発表!
本年度の全日本優秀鳩舎8鳩舎が決定


  
▲07年度全日本優秀鳩舎受賞者8名、写真右上から、うさぎロフト、及川 茂鳩舎、鹿島成浩鳩舎、照山俊郎鳩舎、写真右下、横井信治鳩舎、米倉勝弘鳩舎、リバーサイドロフト、中島郁雄鳩舎(ブロンズ賞)が輝いた。


 地区チャンピオン各賞の規定をクリアした57鳩舎から、第1次審査を経て本年度の全日本優秀鳩舎賞が決定。昨年の受賞8鳩舎のうち、及川 茂鳩舎以外の7鳩舎が入れ替わった。年々激しさを増すトップ争い。栄誉に輝いたのは、以下の8鳩舎である。本誌では戦績をより詳しく紹介。


2007年全日本優秀鳩舎賞
 
第5区 うさぎロフト(翔道2段) 水戸梅香連合会 03年シルバー賞
第11区 及川 茂鳩舎(翔道5段) 新日本連合会 06年ゴールド賞
第12区 鹿島成浩鳩舎 武蔵野連合会 初三賞
第7区 照山俊郎鳩舎(翔道5段) 千原連合会 91・04年シルバー賞
第16区 横井信治鳩舎(別格2段) 富山北連合会 05年ブロンズ賞
第7区 米倉勝弘鳩舎(翔道4段) 下総連合会
98・02・03年ゴールド賞
04年シルバー賞
第7区 リバーサイドロフト 常総中央連合会 初三賞

ブロンズ賞
   
第10区 中島郁雄鳩舎(翔道4段) 石岡支部
2007年度 チャンピオン鳩発表!
GCH予備軍の誕生 申請6羽、CH認定3羽、RCH2羽認定
 

 今年のCH鳩申請は6羽。その内3羽 がCH鳩認定、2羽がRCH認定となった。GCH鳩はCH鳩の中から選ばれるわけだが、今回は頂点の座を狙う申請はなかった。昨年の申請3羽よりも増加したが、この数字は寂しいと言わざるを得ない。しかし、1000キロレースでの帰還率が1割にも満たないレースが多い中、長距離で上位入賞する鳩を何度も挑戦させるフライターには敬意を表したい。
 
 ▼その他のニッポンTODAY
■日本鳩界の現況  世界各国のヤンセン系から見えてくるものA
■春の祭典VOL.42ダイジェスト
 
 ヨーロッパTODAY

その名は勝利の太鼓判
オランダ長距離界の第一人者 バーテンブルフ&ファンデメーウ
バーテンブルフ&ファンデメーウ―。長距離INやNの上位入賞鳩の血統書を数羽分見て、その名が1行も見当たらないことは今や稀だ。2005年のサンバンサンNのような第1、第2セクターの優勝鳩がいずれも彼らの血統、という事態を目にしても、もはや違和感はない。そんな常勝ラインのまさに根源である、“ド・ヴィットバイク”の最たる長所、遺伝力の強さにスポットを当てた。
 
奏でるは勝利のセレナーデ CHの孫で再びINを制覇! 
2007年バルセロナIN優勝 メネ父娘

闘いはドラマを生む。今年、ヨーロッパ最長レース・バルセロナINにおいて新たな歴史が刻まれた。ドイツのメネ父娘が、01年ペルピナンIN優勝「セレーナ」の孫で勝利を掴む。CHからチャンピオンへ…。銘血ラインは勝利へのセレナーデを奏でる。

 
ベルギー最強鳩舎 ヨストーネ ― 栄光への道 ― 連載12回
エースピジョン級スーパーCHに絡む当たり配合 
5年連続ゼネラル・チャンピオン賞受賞。最強ヨス・トーネの勢いに今年も翳りはなく、長・短距離NエースP1位を獲得。1羽が回数を重ね、飛び続けるスーパーCH作出の鍵を探る。
 
▼その他 ヨーロッパTODAY
■奇跡の血筋は愛憎を超えて…
デズメット&マタイスからルフェブル&ダーネンスに受け継がれた、クラーレンの真髄 (後編)

 独立独歩の道を歩み始めたルフェブル&ダーネンスでは保守された、類稀な俊鳩としての資質。その資質は年々深化を続け、やがて数々のゴールデンペアへと継承された。そしてついに日本へ…。在来系を前から牽引し、後ろから押し上げたクラーレンの血統は日本鳩界にとって、まさに“黒船”だった。

■“ヤンセン”の刻印(後編) ボルグマン兄弟を魅了するヤンセン体験
 クラックから受け継いだディッケ・ダイフを基礎鳩にし、源鳩バロンから自系統の流れを生み出したボルグマン兄弟。彼らもまた、偉大なる叔父同様、ヤンセン・バードの魅力に取り付かれた人間であった。
 源鳩バロンからヨング・バロンへ。このラインは優れた雌種鳩に支えられて、ヨング・ローイランダーやド・25等、数多のスーパーCHを生み出した。第3のヤンセン<{ルグマン兄弟の真髄とは。

■時代を超えて輝き放つ!  巨匠アンドレ・ファンブリアーナの偉大なる銘血
孫パトリック・ファンブリアーナの下で06年バルセロナN2位・IN4位
 アンドレ・ファンブリアーナを栄光へと導いた基礎鳩アウデ・スティールの銘血は、長い時間を経る中で
熟成していた。祖父の遺志を引き継ぎ自ら作り上げた鳩で、孫のパトリックが06年バルセロナN2位、INでも堂々、4位に入賞する。
 
 
 
 遺伝学への巡礼 第7回 独立の法則  山浦 純一
 
 今までお話してきた、第1の法則「優劣の法則」と第2の法則「分離の法則」を基に、今回は、メンデルの第3の法則、「独立の法則」の活用を考えてみたいと思います。

今月のポイント
●「独立の法則」では 9:3:3:1 で異なる遺伝子型が現れる
●F1と同じ遺伝子型を持つF2が出る確率は4/16
●F1からF2へとCHの遺伝子を継承してゆく方法

 

 
▼その他 連載記事
 
■連載17 血統なき王様・源鳩キング号 新井健仁鳩舎
■連載12 アイキュウの輪 交友関係からみる意外な素顔  藤井孝彦さん
■連載3  各地のベテランフライターに聞く 12月の管理
 
 
 

☆愛鳩の友2007年 11月号の紹介☆

2007年10月号の目次はこちら→
 
 ニッポンTODAY
第28回地区CH賞発表!
地区CH賞34鳩舎、地区CH特別賞13鳩舎、準地区CH賞10鳩舎
鳩界最高栄誉は誰の手に!?


  
 ▲昨年の全日本優秀鳩舎。51鳩舎の地区CHから8名が選出された

 昨年に続き、激戦となった今シーズン。全国22地区を勝ち抜いた英雄たちを、ここに発表する。今年は規定をクリアした鳩舎が増え、各賞の顔ぶれも豪華なものになった。昨年から新設された特別賞、準地区CH賞によって、地理的・環境的条件の厳しい地区や、たった1レースの失敗で受賞の資格を失ってきた強豪たちにもチャンスが広がった。しかし一方で、絶対王者を失った鳩界の混沌とした争いに拍車をかけたことも否めない。各賞に輝いた精鋭57鳩舎の中に、昨年のクラウン賞の姿は無く、今年は総合優勝を3度遂げた強豪が、地区CH賞さえ逃している。各地区の争いは激しさを増し、だからこそ栄誉を手にした57鳩舎には価値の大きさをかみしめてほしい。
 鳩界戦国時代! 各地区で繰り広げられた熱闘はどんなものだったのか? タイトルをつかんだヒーローはどのような顔ぶれなのか? 本誌で受賞者の戦績を紹介し、今シーズンの戦いを振り返ってみたい。


地区割・認定数
 
第4地区 渡會 睦鳩舎          仙台南部連合会 地区CH賞3回目
鈴木喜美男鳩舎(翔道5段) N仙南連合会 地区CH賞13回目
第5地区 うさぎロフト          水戸梅香連合会 地区CH賞3回目
矢口 忠鳩舎 常陸小川連合会 地区CH賞4回目
荒原 進鳩舎(翔道5段) 鹿島連合会 地区CH賞4回目
第6地区 矢嶋英夫鳩舎      埼玉利根連合会 地区CH賞1回目
阿久津哲男 栃木北部連合会 地区CH賞1回目
鯉沼幾雄鳩舎 関東中部連合会 地区CH賞3回目
第7地区 米倉勝弘鳩舎(翔道4段) 下総連合会 地区CH賞7回目
リバーサイドロフト 常総中央連合会 地区CH賞1回目
北野雅雄鳩舎 北総連合会 地区CH賞1回目
第8地区 若林元城鳩舎(別格2段) 群馬連合会 地区CH賞3回目
竹沢正義鳩舎 群馬連合会 地区CH賞1回目
堀口富美男鳩舎 上州連合会 地区CH賞1回目
第9地区 新妻六郎鳩舎 埼玉草加連合会 地区CH賞2回目
第10地区 中島郁雄鳩舎(翔道4段) 石岡支部 地区CH賞2回目
第11地区 及川 茂鳩舎(翔道5段) 新日本連合会 地区CH賞3回目
富沢栄一鳩舎 江東連合会 地区CH賞1回目
岡田憲明鳩舎 東京南部連合会 地区CH賞1回目
第12地区 鹿島成浩鳩舎 武蔵野連合会 地区CH賞3回目
川口国雄鳩舎(翔道初段) 武蔵野連合会 地区CH賞1回目
第13地区 広沢 明鳩舎 川崎連合会 地区CH賞1回目
田中 仁鳩舎 伊豆連合会 地区CH賞1回目
第14地区 遠藤 宝鳩舎 富獄連合会 地区CH賞1回目
白井行弘鳩舎(翔道5段) 東愛知連合会

地区CH賞2回目

第15地区 山崎 等鳩舎 長岡中央連合会 地区CH賞1回目
第16地区 横井信治鳩舎(別格2段) 富山連合会 地区CH賞6回目
藤井孝彦鳩舎(翔道6段) 福井県連合会 地区CH賞7回目
第17地区 藤田淳一鳩舎 尾張連合会 地区CH賞3回目
神谷 中鳩舎 尾張連合会 地区CH賞1回目
第18地区 河村圭悟鳩舎 滋賀連合会 地区CH賞2回目
千葉明夫鳩舎 京阪連合会 地区CH賞2回目
第19地区 三宅博幸鳩舎 岡山マスカット連合会 地区CH賞13回目
第22地区 西田光博鳩舎 下関連合会 地区CH賞5回目
地区CH特別賞
第7地区 上野裕介鳩舎(翔道3段) 東金セントラル連合会  
照山俊郎鳩舎(翔道5段) 千原連合会  
第8地区 樋口 勉鳩舎(翔道5段) 新埼玉連合会  
第11地区 永井 勇鳩舎(翔道2段) 新日本連合会  
第12地区 小峯忠雄鳩舎 西多摩連合会  
第14地区 吉田三男鳩舎(翔道4段) 東愛知連合会  
第15地区 小黒良作鳩舎(翔道4段) 長岡連合会  
A&Kロフト 長岡連合会  
第16地区 岩城幸夫鳩舎(翔道5段) 富山北連合会  
第17地区 安藤正彦鳩舎 中日本連合会  
丹羽和一鳩舎 三重第三連合会  
田嶋 弘鳩舎 三重第三連合会  
第19地区 北谷俊幸鳩舎 福山支部  
準地区CH賞  
 
第1地区 菅原 匡鳩舎(別格初段) 小樽連合会
第2地区 鈴木眞己鳩舎 五所川原連合会
第3地区 工藤文義鳩舎 仙北連合会
丹内サメ鳩舎 岩手中央連合会
第9地区 谷澤六雄鳩舎 埼玉草加連合会
奥住 豊鳩舎(翔道6段) 埼玉中央連合会
第18地区 米田幸由司鳩舎 なんば連合会
第20地区 山本竜一鳩舎 山口県西部支部
第21地区 秋本泰司鳩舎 N高知連合会
第22地区 前田栄作鳩舎 北九州連合会
 
その他 ニッポンTODAY
■日本鳩界の現況  世界各国のヤンセン系から見えてくるもの@
■愕然! ナショナル成績の過ち 主催団体アンタンベルジが2004年ブールジュNレース成績でミスを
 
 ヨーロッパTODAY
連綿と続くCHの血
ファンダイク父子が誇る稀代の銘ブリーダー “カンニバール” <後編>
 父方曾祖父「ド・03」から受け継ぐ抜ける血統はレーサーとしてもブリーダーとしても傑出した能力を宿し、衰えを知らない。今、最も世界を凌駕する血…。近親交配を軸に多くの活躍を生み出すカンニバールに皆が胸を躍らせ、自身の手にと求め続ける。
古豪ヘルモント 宿願のインター制覇 ヘルマン・ファン・ヘルモント <後編>
2007年ボルドーIN1歳鳩部門優勝、1万4921羽中最高分速

 国境を越えてオランダからベルギーへと移り住み、新たな出発に心躍らせてから40年の歳月が流れた。試行錯誤を重ねる中で、納得のオランダ長距離血統のレーサーが誕生する。ボルドーINへと投じ、今年75歳となったヘルマン・ファン・ヘルモントは初のインター制覇を遂げた。

 
▼その他 ヨーロッパTODAY
■ベルギー最強鳩舎 ヨス・トーネ  ― 栄光への道 ― 連載第11回
 優れた因子は何代にも亘り、深く静かに受け継がれていく。ヨス・トーネ会心のCHブリーダー“ポコ”の体内にはペータース父子鳩舎が誇る基礎鳩の偉大なる銘血が脈々と流れていた。
■奇跡の血筋は愛憎を超えて…
デズメット&マタイスからルフェブル&ダーネンスに受け継がれた、クラーレンの真髄 (前編)

 戦時下ゆえに飛び盛りの数年間を暗い納屋の中で逼塞し続けた父と母。その鬱憤を晴らすかのように、彼らの息子は飛び続けた。いかなる状況下でも、したたかに、そして美しく…。超銘鳩クラーレンの数奇なバックボーンと、彼を縦糸として織り成された複雑な人間模様を解く。
■ヤンセン≠フ刻印(前編)  ボルグマン兄弟を魅了するヤンセン体験
 オランダ鳩界を代表するスピード鳩舎、ボルグマン兄弟。第三のヤンセンと呼ばれる彼らの強さの源は、叔父であるヨス・ファンリプト・クラックから受け継いだクラック・バードであることは有名である。
 ヤンセン→クラック→ボルグマンと受け継がれてきたヤンセンの血を現代の超スピードレースに適ったタイプに作り上げた彼らの実力は計り知れない。モダン・ヤンセンを模索し続ける彼らの情熱の秘密をヤンセン≠キーワードに探る。
 
☆遺伝学への巡礼 第6回 F2の交配方法  山浦 純一

 前回は「優劣の法則」という遺伝の法則をご紹介しました。この雑種第1代F1同士を交配させ、F2を作るとどうなるのでしょうか。今回は、F2の交配方法についてお話しさせていただきます。

今月のポイント
●F1×F1=F2の仕組みについて
●F2では優勢・劣性が3対1で出現する
●遺伝子をホモ化し、優れたタイプを固定する
●タイプと固定化するにいたっては「縦横飛んでいる」
  血統をベースにする

 
▼その他 連載記事
 
■連載16 クラックヤンセン系・大集結! 新井健仁鳩舎
■連載40 初心者のための健康講座 ヘルシーピジョン
■連載11 アイキュウの輪 交友関係からみる意外な素顔  松永憲和さん
■連載2  各地のベテランフライターに聞く 11月の管理 
■最終回 人間と鳩との出会い
■連載196 マイパパ&マイファミリー  竹森正春・生子夫妻
 
 
 
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