愛鳩サロン

愛鳩の友


 
 
 ニッポンTODAY
 

◆万羽を制したスピード血統とは
  
08年春・埼玉レジョナル500K座談会

 3月18日、埼玉草加連合会事務所に08年春・埼玉Rg座談会が開かれた。総合トップ5&各地区の優勝者が集い、Rgレースの勝因についてそれぞれに語っていただいた。1万2千羽が参加し、分速1,300メートル台の接戦となった500キロレースで上位に来たのはどんな血統の鳩だったのだろうか。スピード&パワーが必要とされる接戦レースを制したものとは。  


前列左から坪井政雄埼玉連盟・連盟長、浜屋正義鳩舎(総合優勝)、石塚盛男鳩舎(総合2位)、後列左から山田清道鳩舎(総合3位)、佐々木浩一鳩舎(総合5位)、新井健仁鳩舎(総合20位・北地区優勝)

 

▼その他 ニッポンTODAY
三賞の今春 連載第2回 規定レース・Rg、地区Nに突入!
 短距離レースを終え、ついに地区CH賞の規定レースである総合レース。レジョナル、地区Nの季節が到来した。昨年のトップ8である三賞鳩舎はどのような戦いぶりを見せているのだろうか? 調整方法も含め、中距離レースの模様を聞く。
地区CH賞の今春 連載第2回 中距離レースの攻略法
 4月上旬から中旬にかけて、全国的にメインの地区Nが開催。しかし裏日本の悪天候ぶりは今年も健在で、フライターたちは日延べによる弊害に苦しんでいる。中部地方では、思いもよらぬ突風などで例年と全く展開が異なっている。07年の地区CH賞を受賞した強豪も然り。北海道、東北、西日本を中心に彼らの現状と中距離レースでの戦略を尋ねてみた。
■長距離に向けて準備万端!  2008年度 インタージェネレーション・コンペ開催
 高年齢化が進む日本にあって、ピジョンスポーツの世界もその傾向から逃れることはできない。事実、49歳以下を対象とした「スカイブルーエイジ賞」は、参加を希望する鳩舎が極端に減少。よって、急遽「ロマンスグレーエイジ賞」への統合が決定され、IGCは70代、60代、そして59歳以下の3部門での開催に至った。
■08年度春季 鳩協&日鳩レース速報
 3月に入りメインレースが各地で開催され始めました。続々と編集部に届けられるホットな情報をお伝えします。

 

 
 ヨーロッパTODAY

中距離レースの最強コンビ  ヘーネン&ペータース共同鳩舎
G・ファンデナベールの3大基礎鳩ラインを駆使し勝利を手にする
600キロから700キロの当日レースを適正距離とし、コンスタントにハイレベルで闘う。コンビネーションプレイも巧みなヘーネン&ペータース共同鳩舎が支柱に据えるのはオランダの強豪K・ミンデルフトより導入したG・ファンデナベールの3大基礎鳩ラインだった。
 
ピジョンライフの集大成 超長距離AP1位の直子でIN制覇!
ヘルマン・ファン・ヘルモント

 長距離界の古豪ヘルマン・ファン・ヘルモントが21世紀に入り再び世界にその実力を知らしめた。2年連続超長距離エースP1位、そして宿願のボルドーIN制覇!

 
07年バルセロナN4位! 長距離血統を駆使しオランダ鳩界を席巻
ポー&ポール・ベンダー父子
 かつて、地元から飛び立った強豪たちのように、ベンダー父子もまたトップクラスを目指しビッグレースに挑む! 01、02年と連続でボルドーN優勝を飾るも未だ達成感はない。07年にはバルセロナN4位入賞。INではシングル入りを果たし、より強く願う。「もっと遠く、もっと速く…」。終わりのない挑戦はまだ始まったばかりだ。
 
▼その他 ヨーロッパTODAY
落ちない、衰えない、鋼の精鋭集団 比類なき鳩質の強さはフィクションをも超越!
  コー・ゲールツ
 2桁を越える鳩も珍しくないオーバーナイトレースの経験回数、数え切れないほどの入賞歴、驚異的なエースピジョンの輩出率…。頭を絞って列記しても、コー・ゲールツの強さを筆舌に尽くすのは難しい上、どうしても言い足りない感じが拭えない。何故ならその真価は、掴まなくては分からないからだ。逆に言うと、掴める相手に解説は不要だ。生気に満ち溢れた鳩体は100万言より雄弁に何かを伝えてくるだろう。

■ベルギー最強鳩舎 ヨス・トーネ  【栄光への道 連載第16回】
 CHブリーダー“ポコ”に非凡なるパワーの源  ヤン・ファン・オーネン
 直系の活躍を挙げれば枚挙に暇はない。強豪ヨス・トーネの代名詞ともなっている畢生のCHブリーダー“ポコ”の優れた因子は着実に受け継がれ、時を経てもその威力は衰えることを知らない。

トラモンタンに潜む驚異  秀逸なるCHブリーダーの偉力引き出しオールラウンドで成果
 ピエール&パトリック・フィリペン父子
 ベルギー鳩界を代表する強豪P&P・フィリペン父子の近年の活躍を力強くバックアップする。同鳩舎が誇る第2の基礎鳩“トラモンタン”は、今、国際的にも熱い視線が注がれている1羽だ。

 
 
 
   遺伝学への巡礼 最終回 科学的育種の勧め  山浦 純一
 

 1年に亘り遺伝育種について連載してきましたが、最終回に当たって最も重要なことをまずお話したいと思います。

今月のポイント
●近親交配には倫理的観点が必要とされる
●遺伝育種学に基づいた作出の目的は、健康で優れた鳩を  生み出すことにある
●レース鳩の科学的探求は文化の豊かさ

 

 
 
▼その他 連載記事
 

■連載22 トラブルを乗り越えるマルシンライン!

■連載17 アイキュウの輪 交友関係からみる意外な素顔  榊原友晴さん
■連載8  各地のベテランフライターに聞く 5月の管理
■連載2 「THE PIGEON」より 鳩の行動習性
■連載5 TO PIGEON BEGINNER 鳩レースのイ・ロ・ハ 講師・内田雅士氏
 

☆愛鳩の友2008年 4月号の紹介☆

2008年3月号の目次はこちら→
 
 ニッポンTODAY
 

◆三賞の今春
   連載第1回 全日本最優秀鳩舎、新たな戦いの幕開け

 いよいよ08年も春レースが始まった。昨年のクラウン賞、ゴールド賞、シルバー賞、ブロンズ賞に輝いたトップ8鳩舎はどのような戦いを見せてくれるのだろうか?
 規定レースにあたるRg、地区N、桜花賞(またはGN)。これらのレースをいかに乗り越えてゆくのか、最強鳩舎の今春を追う。
  

◆地区CH賞の今春
 
  連載第1回 Rgをどう攻略するか

 春レースが開幕して、約1カ月。連盟によっては、2月下旬を皮切りに地区CH賞への第1関門・Rgが開催される。昨年地区CH賞を受賞した強豪は、Rgにどう挑むのか。東日本中心に彼らの戦略を尋ねてみた。
 
▼その他 ニッポンTODAY
■王者が語るIGCの魅力!  2008年度 インタージェネレーション・コンペ開催
 昨年に続き、2008年もインタージェネレーション・コンペが開催。本号では、より多くのフライターに企画を楽しんでもらうため、各部門を制した前年のチャンピオンを始めとし、活躍鳩舎にIGCの魅力を語ってもらった。
 
 
 ヨーロッパTODAY
パワーいっぱいの小さな戦士 
スーパーCHラインで07年シャンテリーNPO第7地区優勝 リニー・ファンデン・ボガールト
NPO第7地区のシャンテリー若鳩レースは厳しい展開を強いられた。トップに躍り出たのはリニー・ファンデン・ボガールトが送り出した俊鳩で、一見、雌と見間違うような小さなボディーの雄鳩だった。
 
少数で大羽数を制す 
2007年ブールジュN2位 デニス・デルシャンブレ

中距離の祭典、ブールジュN。2007年のイヤリング部門では、少数精鋭で臨むデルシャンブレが大羽数の中、堂々2位に入賞! 実力を世界に知らしめた。

 
すり切れない美しさは強さの証
超長距離エースピジョンの宝庫 コー・ゲールツ
最少羽数を丹精込めて飼育しているため余分な鳩はいない、と何度断わられても、コー・ゲールツの鳩を求めてロフトを訪れる愛好家は後を絶たない。めったな事では落ちず、超長距離を何度飛んでも疲れを見せない、比類なき強さ。それは驚くほど歴然とした美しさとなって、精鋭たちの外見に表出していた。
 
▼その他 ヨーロッパTODAY
■総てが噛み合いパワー全開 07年シャンテリーNPO第3地区をクラック・ヤンセンで制覇
  ヤン&リア・ファンデ・ザンデン

 兄妹の連携、レーサーの血統とコンディションが旨く噛み合った。ヤン&リア・ファンデ・ザンデン作翔の若い雌鳩が分速1469.82メートルを記録し、昨年のシャンテリーNPO第3地区で逆転優勝を成した。

■機を掴んだ遅咲きの新星 04年ホウデンNPO・22,903羽中優勝
 ヤン・ファン・オーネン

 参加羽数2万羽を超えるホウデンNPOでの劇的勝利はいわば幕開けだった。プロローグとなったスターファイターとベレンド・ダイフィンの出会いは、恋物語となってゴールデンカップルの誕生の章で山場を迎えたが、第3章、第4章の主人公はすでに産声を上げている。ヤン・ファン・オーネンのサクセスストーリーはまだ始まったばかりだ。

■融和した、常勝ラインの粋と粋  07年ストロムベークNPO15,080羽中最高分速
 ウィム&ロン・ヒールセン共同鳩舎

 ある意味それは優勝以上の快挙と言えた。“ド・カイザー”と“ド・グリズル” ― 。伝説的な銘血統と銘血統が、バッティングして互いの持ち味をスポイルし合うことなく、1羽の俊鳩の中で見事に融け合ったのだ。その俊鳩の両親ほどこの言葉が似合う夫婦はいまい。まさしく、“ゴールデンペア”の誕生だ。

■走り始める強豪への道 2年連続中距離エースピジョン賞の快挙
 ジョン・ボニーニ

 再開3年にして2年連続エースピジョンの銘鳩を誕生させた新鋭、ジョン・ボニーニ。早くもビッグタイトルを手にすることができた意義は大きい。今後はこのチャンピオンのラインを中心に据え、きっと強豪への道を走り始めることだろう。
 
遺伝学への巡礼 第11回 交配手法のいろいろ  山浦 純一

 今月は今までの連載で育種価の重要性について述べてまいりましたので、決定した育種価をどのような交配手法を用いて作出すべきかを考察したいと思います。

今月のポイント
●目的に合った交配手法をセレクトする
●F1では両親よりもはるかに強い活力と能力が
  発現する場合がある。
●近親交配は明確な目的をもって行う

 

 
 
▼その他 連載記事
 
■連載21 目は口ほどにものを言う 新井健仁鳩舎
■連載16 アイキュウの輪 交友関係からみる意外な素顔  中里光男さん
■連載7  各地のベテランフライターに聞く 4月の管理
■新連載 「THE PIGEON」より 鳩の行動習性
■連載4 TO PIGEON BEGINNER 鳩レースのイ・ロ・ハ 講師・内田雅士氏
 
 
 
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