鳩本来の力で海越え雄飛!
08年春季埼玉地区N・知事賞ベスト5&地区優勝鳩舎レース展開、勝利鳩の血統、管理法を語る
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天候と鳩のコンディションがどう絡んでくるのか。鳩レースは予測の域を越える展開が待っている。超スピード戦に興奮した600Kから2週間後、今年からは知事賞レースとして行われる埼玉地区N戦が1日日延べの4月6日、午前6時15分にスタートした。
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前列右から坪井政雄埼玉連盟・連盟長、細谷利一鳩舎(総合優勝)、白石孝雄鳩舎(総合2位)、早乙女義男(総合3位)、後列右から新井 繁鳩舎(総合4位)、山崎育夫鳩舎(総合5位)、UFOロフト(総合6位・北地区優勝)
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未曾有のスピード戦に
2008年農水大臣杯600キロレース・トップ5座談会
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優勝分速は実に1800メートル以上! 絶好の気象条件に恵まれ、近年稀に見るスピード戦となった本年度農水大臣杯(議長賞)600Kレース。参加羽数が8千羽に近い中で最上位に食い込むためには、何が必要で、また何が不要だったのか? 総合5位までに名を連ねたトップフライターたちにご足労をいただき、話を伺った。
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前列左から坪井政雄連盟長、総合優勝の山崎育夫氏、2位の田口紀幸鳩舎のハンドラー・高橋氏、3位の篠田次男氏、後列左から4位の酒井英男氏、5位の田中一郎氏。
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▼その他 ニッポンTODAY |
■三賞の今春 連載第3回 トップ8、地区N・GPを戦う!
春レースもいよいよ佳境。Rgを終え、ハードな展開が待ち受ける地区N、GPへと突入してゆく。そんな中、昨年のトップ8である全日本最優秀鳩舎も各地で熱戦を繰り広げている。関東のGPでは難レースも続出。三賞鳩舎の戦いぶりはいかに? |
■地区CH賞の今春 連載第3回 長距離レースへの展望
長距離までの路は困難であった。関東地方では、4月12日に放鳩された連盟全てが帰還率1、2割と難レースとなる。そのため、地区Nでパンクする鳩舎も…。厳しい展開を乗り越えたフライターたちは、最後の長距離に挑む。抱卵か、分離か、それともナチュラルか…。各々の管理法を中心に東北、関東の地区CHに聞く。 |
■勝負目前! 意気込みを語る 2008年度 インタージェネレーション・コンペ開催
いよいよ長距離メインレースが目の前に迫ってきた。早いところでは4月下旬に桜花賞・GCが開催。多くは、ゴールデンウィーク明けに最終戦が繰り広げられる。今年、IGCは全部門が長距離を舞台に行われる。果たして、2008年度のヒーローは? 参加鳩舎の中でも、複数レースで申請したフライターに直前の意気込みを聞いた。 |
■08年度春季 鳩協&日鳩レース速報
レースは中距離から長距離へと進んできました。編集部に届けられるホットな情報をお伝えします。 |
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Jos Thone 最強の男の素顔
6年連続ゼネラルCH賞受賞のスーパーフライター |
“ベルギー最強のフライター”と評されるヨス・トーネ。数多の強豪が存在する王国において、6年連続ゼネラルCH賞1位等、手のつけようがない強さを誇る。本誌ではこれまでヨスの強さの秘密をその「血統」から解き明かしてきた。しかし、このヨス・トーネという男は何者だろうか? 何がそこまで彼に「勝利」を求めさせるのだろうか? 改めて、最強鳩舎の素顔に迫る。 |
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珠に埋もれたピュアな宝石
純血の守護者「パトリック・デルルー・ファンブリアーナ」 |
その姿はまさに宝石だった。純血ゆえの鳩質の高さが内側からきらめきを放っている。祖父・ファンブリアーナがサクセスロードを歩み始めてから80年
― 。偉大な足跡を残した先祖たちの血はいまだ限りなくピュアなまま連綿と紡がれている。
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勇躍!代表CHの直系 07年KBDB超長距離ナショナルCH3位
ベルギー長距離界の強豪 エミール・デニス |
82年には基礎鳩TEEで、4年後にはその直子プレイボーイで史上初、2つ目のバルセロナ・ゴールデンウィング賞を獲得する。ベルギー長距離界の名手エミール・デニスの栄光は年数を経るほどに豊かな輝きを放つ。
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▼その他 ヨーロッパTODAY |
■譲れないポリシーを武器に 銘血ヤンセンを駆使し、40年間トップを走るロマイン・レヒースト
初めて手にしたのは1969年。ロマイン・レヒーストは、銘系ヤンセンの魅力に触れ4羽のブリーダーを導入した。以来40年、ダイレクト・ヤンセンを主軸に輝かしい実績を収める。今や、名を知らぬものはいないだろう。フライターは、世界に誇るヤンセン系代表コロニーの1つに挙げられるまでになった。 |
■飛躍への鍵はTEEに! 03年ベジエN1歳鳩部門 4,959羽中5位入賞
デニスの銘血駆使するアルベリック・ドフェセリール
常に意欲的に取り組む。昨年のイルンNでは9位入賞と成果を挙げたアルベリック・ドフェセリールの長距離Nレースでの飛躍への第1歩は03年ベジエN5位にあった。E・デニスの銘血、TEEラインが威力を発揮する。
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ニッポンTODAY |
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◆万羽を制したスピード血統とは
08年春・埼玉レジョナル500K座談会
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3月18日、埼玉草加連合会事務所に08年春・埼玉Rg座談会が開かれた。総合トップ5&各地区の優勝者が集い、Rgレースの勝因についてそれぞれに語っていただいた。1万2千羽が参加し、分速1,300メートル台の接戦となった500キロレースで上位に来たのはどんな血統の鳩だったのだろうか。スピード&パワーが必要とされる接戦レースを制したものとは。
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前列左から坪井政雄埼玉連盟・連盟長、浜屋正義鳩舎(総合優勝)、石塚盛男鳩舎(総合2位)、後列左から山田清道鳩舎(総合3位)、佐々木浩一鳩舎(総合5位)、新井健仁鳩舎(総合20位・北地区優勝)
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▼その他 ニッポンTODAY |
■三賞の今春 連載第2回 規定レース・Rg、地区Nに突入!
短距離レースを終え、ついに地区CH賞の規定レースである総合レース。レジョナル、地区Nの季節が到来した。昨年のトップ8である三賞鳩舎はどのような戦いぶりを見せているのだろうか? 調整方法も含め、中距離レースの模様を聞く。 |
■地区CH賞の今春 連載第2回 中距離レースの攻略法
4月上旬から中旬にかけて、全国的にメインの地区Nが開催。しかし裏日本の悪天候ぶりは今年も健在で、フライターたちは日延べによる弊害に苦しんでいる。中部地方では、思いもよらぬ突風などで例年と全く展開が異なっている。07年の地区CH賞を受賞した強豪も然り。北海道、東北、西日本を中心に彼らの現状と中距離レースでの戦略を尋ねてみた。 |
■長距離に向けて準備万端! 2008年度 インタージェネレーション・コンペ開催
高年齢化が進む日本にあって、ピジョンスポーツの世界もその傾向から逃れることはできない。事実、49歳以下を対象とした「スカイブルーエイジ賞」は、参加を希望する鳩舎が極端に減少。よって、急遽「ロマンスグレーエイジ賞」への統合が決定され、IGCは70代、60代、そして59歳以下の3部門での開催に至った。 |
■08年度春季 鳩協&日鳩レース速報
3月に入りメインレースが各地で開催され始めました。続々と編集部に届けられるホットな情報をお伝えします。 |
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ヨーロッパTODAY |
中距離レースの最強コンビ ヘーネン&ペータース共同鳩舎
G・ファンデナベールの3大基礎鳩ラインを駆使し勝利を手にする |
600キロから700キロの当日レースを適正距離とし、コンスタントにハイレベルで闘う。コンビネーションプレイも巧みなヘーネン&ペータース共同鳩舎が支柱に据えるのはオランダの強豪K・ミンデルフトより導入したG・ファンデナベールの3大基礎鳩ラインだった。
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ピジョンライフの集大成 超長距離AP1位の直子でIN制覇!
ヘルマン・ファン・ヘルモント |
長距離界の古豪ヘルマン・ファン・ヘルモントが21世紀に入り再び世界にその実力を知らしめた。2年連続超長距離エースP1位、そして宿願のボルドーIN制覇!
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07年バルセロナN4位! 長距離血統を駆使しオランダ鳩界を席巻
ポー&ポール・ベンダー父子 |
かつて、地元から飛び立った強豪たちのように、ベンダー父子もまたトップクラスを目指しビッグレースに挑む! 01、02年と連続でボルドーN優勝を飾るも未だ達成感はない。07年にはバルセロナN4位入賞。INではシングル入りを果たし、より強く願う。「もっと遠く、もっと速く…」。終わりのない挑戦はまだ始まったばかりだ。
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▼その他 ヨーロッパTODAY |
■落ちない、衰えない、鋼の精鋭集団 比類なき鳩質の強さはフィクションをも超越!
コー・ゲールツ
2桁を越える鳩も珍しくないオーバーナイトレースの経験回数、数え切れないほどの入賞歴、驚異的なエースピジョンの輩出率…。頭を絞って列記しても、コー・ゲールツの強さを筆舌に尽くすのは難しい上、どうしても言い足りない感じが拭えない。何故ならその真価は、掴まなくては分からないからだ。逆に言うと、掴める相手に解説は不要だ。生気に満ち溢れた鳩体は100万言より雄弁に何かを伝えてくるだろう。
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■ベルギー最強鳩舎 ヨス・トーネ 【栄光への道 連載第16回】
CHブリーダー“ポコ”に非凡なるパワーの源 ヤン・ファン・オーネン
直系の活躍を挙げれば枚挙に暇はない。強豪ヨス・トーネの代名詞ともなっている畢生のCHブリーダー“ポコ”の優れた因子は着実に受け継がれ、時を経てもその威力は衰えることを知らない。
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■トラモンタンに潜む驚異 秀逸なるCHブリーダーの偉力引き出しオールラウンドで成果
ピエール&パトリック・フィリペン父子
ベルギー鳩界を代表する強豪P&P・フィリペン父子の近年の活躍を力強くバックアップする。同鳩舎が誇る第2の基礎鳩“トラモンタン”は、今、国際的にも熱い視線が注がれている1羽だ。
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☆遺伝学への巡礼 最終回 科学的育種の勧め 山浦 純一 |
1年に亘り遺伝育種について連載してきましたが、最終回に当たって最も重要なことをまずお話したいと思います。
今月のポイント
●近親交配には倫理的観点が必要とされる
●遺伝育種学に基づいた作出の目的は、健康で優れた鳩を 生み出すことにある
●レース鳩の科学的探求は文化の豊かさ
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▼その他 連載記事 |
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■連載22 トラブルを乗り越えるマルシンバロンライン! 新井健仁鳩舎 |
■連載17 アイキュウの輪 交友関係からみる意外な素顔 榊原友晴さん |
■連載8 各地のベテランフライターに聞く 5月の管理 |
■連載2 「THE PIGEON」より 鳩の行動習性 |
■連載5 TO PIGEON BEGINNER 鳩レースのイ・ロ・ハ 講師・内田雅士氏 |
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