ジャパンカップ★東日本CH★東日本GN
関東3大長距離レース 2005年〜2010年の軌跡
連載
第3回 2007年篇
|
かたや超耐久戦を強いられるサバイバルレースとなり、かたや久しぶりの好帰還、ハイスピード戦となった。07年の関東3大長距離ドリームレースは、開催3回目を数えるジャパンカップレースが6千羽近い参加で当日帰還ゼロ、翌日も百羽強と厳しい結果に終わった。
一方、一週間後に放鳩された東日本CH、GNは共に当日帰還があり、前者は歴代3番目の高分速を記録し、後者は十年振りの当日帰りと近年にない好結果に沸いた。
07年東日本CH放鳩シーン
(写真提供・早川二郎氏)
|
|
伝説の巨人 ヤン・グロンドラース 〜前 編〜
|
今や伝説の域に入ったピジョン・スポーツの巨人たち。その一人、ヤン・グロンドラース(1920年生〜1997年没)はベルギー鳩界史に名を残す中距離スペシャリストだった。彼の鳩界引退を記念して発行された『40年 ヤン・グロンドラース』(ドゥ・レイスデュイフ誌/ベルギー愛鳩協会)をひも解き、巨人の足跡をたどる。
|
|
|
ニッポンTODAY |
|
|
実績にフリースヤンセンの偉力
10年春大和Rg総合優勝鳩の全姉妹が
同年秋の楓賞総合2位入賞
米田 幸由司鳩舎(なんば連合会)
鳩舎全体の3分の2にフリースヤンセンが絡む。近畿鳩界の最強、米田幸由司鳩舎の常勝に貢献するド・フリース兄弟のこの銘血は昨シーズンも雄飛し、全姉妹で春のRg総合優勝、秋の楓賞総合2位に入賞した。
詳しくは topics
|
|
|
|
半世紀 Half
a century
鳩と共に生きたある50年史 Vol.8
愛鳩家が勝負に目覚めた瞬間
山口宣之鳩舎(ニュー東京連合会)
中断前にレース経験はあったものの、もう一度レースを楽しむことが鳩飼育再開の主目的ではなかった。鳩を手元に置いて愛でたい、という純粋な愛着心こそがその原動力だった。子供の頃から大の動物好き、というより「トリ好き」。生まれ故郷の山梨県在住時に野鳥を捕まえて飼って以来、身近には常に何種類かのトリがいたが、中でも最も愛玩したのが鳩だった。そんな生粋の愛鳩家から、凄腕のレースマンへ――。転機となったのは、完勝の喜びを飲み込んで押し流す怒涛のような、惜敗の悔しさだった。
詳しくは topics |
|
|
|