歴代三賞及びブロンズ賞受賞者に聞く…
連載・第2回
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電話取材を申し込むと河原雅基鳩舎は言下に言った。「配合理論など存在しません」。確かに、理論、セオリーという言葉を、確実に好結果を導き出すための法則、と捉えた場合、それが最も正確な解答なのだろう。だが、少しでも確立を上げるための自分なりのやり方、なら三賞受賞鳩舎は誰しもが必ず身につけている。それこそが自信を椿山壮の壇上へ押し上げた確固たる要因の一つなのだから。
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伝説の巨人 ライムント・ヘルメス 〜後 編〜
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伝説の巨人、ライムント・ヘルメス。「ドイツの皇帝」と称される男にピジョン・ジャーナリストであるビクトール・ファンサーレン氏が迫る。話題は、若鳩のトレーニングからブリーディングへ移り、いよいよ伝説の核心へ…
R. ヘルメスはドイツの国内外で数多の栄光を手にしてきた。その威光は皇帝の如し。
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ニッポンTODAY |
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驚異の万能飛び筋
“白鶴系”の魅力
新井 繁鳩舎(埼玉北辰連合会・翔道四段)
08年シルバー賞、09年クラウン賞、10年ゴールド賞と3年連続で三賞を獲り、破竹の勢いで勝ち続けている新井 繁鳩舎。昨年はクラウン賞連覇は惜しくもならなかったものの、埼玉Rgで念願の万羽総合優勝を達成し、その実力を遺憾なく発揮した。
強さの源は、ご存知“白鶴系”。中距離から長距離まで、APタイプのスーパーレーサーを続々作り出す万能系統は、今、さらなる進化を遂げている。白鶴系の強さの源を探る。
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半世紀 Half
a century
鳩と共に生きたある50年史 Vol.11
解き放たれた、鳩レースへの情熱
矢口敏夫鳩舎(埼玉吉川連合会)
半世紀に亘り、埼玉連盟の審査委員長、連盟長、協会の役員等、様々な役職をこなし、日本鳩界の近代化に力を注いできた矢口敏夫さん。しかし、その素顔は「鳩が好きで好きでたまらない」鳩少年そのものであった。役員の大役を終え、解き放たれた鳩への情熱は、07年の埼玉GP総合ワンツー等、レースの結果にも現れ始めている。世界的銘血によって練られた自系統を生かすために、創意工夫する充実した「今」の中に矢口敏夫さんの本質があった。
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21世紀のヤンセン
ボルグマン兄弟 “ワンダー13”ライン・ミス・オルレアン号で、10年オルレアンN4,771羽中優勝
10年のオルレアンNダービーで伝説が再び蘇った。第三地区4,771羽中優勝を飾ったのは、ヤンセン、クラックの正統後継鳩舎であるボルグマン兄弟。自らの系統にこだわらず、異血配合で実戦的なトリを作るレースマンが増加しつつある中、純ヤンセン、そして純クラックラインの純血を守り続ける伝説の生き証人が、21世紀も「最高」レベルを維持していることは注目に値する。
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ベルギー・オランダ・ドイツの長距離
スペシャリストの“ 粋 ”を結集
2008年バルセロナNオランダ優勝鳩
“ド・バルセロナ”
08年のバルセロナレースはベルギー勢に有利な展開となった。その中で、IN5位、オランダN優勝に輝いた四歳の雄鳩が熟練フライター達の注目を集める。翼に白い刺しの入った灰のレーサー“ド・バルセロナ”は実距離1200Kを雄飛した。国内戦においては、最遠距離地帯で闘う強豪ブリュッヘマン兄弟に分速22メートルの大差をつけての勝利となる…
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