年に1度の国際的“祭典”
2008年に開催されたインターナショナルレースを追う Part.2 |
先月号からお伝えしている2008年のインターナショナルレース。今年は全部で八つのレースが行われたが、先月報道した4レースに続き、今月号ではバルセロナINを含め残りの4レースをお伝えする。
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長い眠りから覚めた遅咲きの大器
08年マルセイユ・ドイツN優勝(IN3位) トーマン&スピッツバルト |
ポーINで5位入賞、そしてわずか1ヵ月後にはマルセイユINで3位入賞。しかしそれらは予兆に過ぎないのかもしれない。キップ父子の粋を軸に丹精込めて練り上げてきたラインはいつしか、埋蔵量が計り知れない“金脈”へと昇華されていた。
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純ヤンセンのエースP軍団 08年オルレアンNPO
第1地区6,734羽中優勝 ヘラルド・ファンデル・カンプ |
純ヤンセンの勝利だった。08年オルレアンNPO第1地区で6,734羽の頂点に立ったのは、ヘラルド・ファンデル・カンプ鳩舎の雌鳩。両親共に、純ヤンセン系の血で固められたワカバトが、分速1489mのスピード戦を制した。オランダ・レーヨン6地区で圧倒的なエースP鳩舎として君臨するヤンセン系鳩舎、ファンデル・カンプの強さの秘密とは。
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スピードとタフネス備えて エースPの銘血で08年サルブリ
NPO7,259羽中優勝 ヘラルド・ファン・ベゾーイエン |
スピードと優れた回復力を併せ持つ最高の鳩“ミス・サルブリ”が誕生した。作翔者のヘラルド・ファン・ベゾーイエンは、地元で生まれたエースピジョンの銘血を巧みに近親交配し、新たなパワーを引き出していた。
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