09年春中距離CH特集
関東Rgを制したその勝因に迫る
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遥か遠く険しい、総合優勝までの頂に道標は存在するのか。多くの強豪鳩舎がひしめき合う関東Rg。09年春中距離を制した要因とは…。激戦を勝利した猛者たちの言葉にその答えを探る。
★本号掲載のRg優勝鳩
・埼玉連盟 (総合・北・中) ・西埼玉連盟 ・千葉連盟 ・東京東連盟 ・東京中連盟
・東京西連盟 ・東京多摩連盟 ・神奈川なぎさ連盟 ・神奈川みなと連盟
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各優勝者のレースデータ紹介 |
埼玉連盟Rgレース500K 放鳩地・滝沢村陸自 放鳩日時 3月8日6時50分
参加鳩舎 461鳩舎 参加羽数15,820羽 天気 晴→曇
総合優勝・埼玉東地区優勝
08KA27764 BCW ♂ 分速 1,324.826m 埼玉草加連合会 浅井佐一鳩舎
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埼玉連盟Rgレース500K 放鳩地・滝沢村陸自 放鳩日時 3月8日6時50分
参加鳩舎 461鳩舎 参加羽数15,820羽 天気 晴→曇
埼玉北地区優勝・総合2位
08KA03595 B ♀ 分速1,323.564m 埼玉幸手連合会 鳥海 武鳩舎
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埼玉連盟Rgレース500K 放鳩地・滝沢村陸自 放鳩日時 3月8日6時50分
参加鳩舎 461鳩舎 参加羽数15,820羽 天気 晴→曇
埼玉中地区優勝・総合7位
08KA50535 B ♀ 分速1,310.895m 埼玉南部連合会 境 茂雄鳩舎
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西埼玉連盟Rgレース500K 放鳩地・好摩 放鳩日時 3月15日6時33分
参加鳩舎 112鳩舎 参加羽数2,920羽 天気 晴→晴
西埼玉総合優勝
08JB14526 BCW ♂ 分速1,229.544m 埼玉上尾連合会 若木秀夫鳩舎
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千葉Rgレース500K 放鳩地・沼宮内 放鳩日時 3月9日7時10分
参加鳩舎 99鳩舎 参加羽数1,846羽 天気 晴→曇
千葉総合優勝
08LB07137 BW ♂ 分速1,365.066m 東関東連合会 小阪幸平鳩舎
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東京西Rgレース500K 放鳩地・渋民 放鳩日時 3月7日7時50分
参加鳩舎 199鳩舎 参加羽数4,876羽 天気 晴→晴
千葉総合優勝
08MB22401 B ♀ 分速1,369.010m 鳳連合会 関川康司鳩舎
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東京多摩Rgレース500K 放鳩地・好摩 放鳩日時 3月1日7時00分
参加鳩舎 107鳩舎 参加羽数2,692羽 天気 晴→曇
東京多摩総合優勝
08MK07036 BC ♂ 分速 1,417.377 多摩東部連合会 杉田幸夫鳩舎
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神奈川なぎさRgレース500K 放鳩地・紫波IC 放鳩日時 3月1日7時20分
参加鳩舎 77鳩舎 参加羽数1,188羽 天気 晴→曇時々小雨
神奈川なぎさ総合優勝
08NA09001 B ♀ 分速1,391.030m 西湘連合会 比留川道夫鳩舎
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神奈川みなとRgレース500K 放鳩地・紫波IC 放鳩日時 3月1日7時00分
参加鳩舎 91鳩舎 参加羽数1,744羽 天気 晴→曇
神奈川みなと総合優勝
07EM09791 BC ♂ 分速1,482.218m 川崎連合会 鹿島兄弟鳩舎
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▼その他 ニッポンTODAY |
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■インタージェネレーション・コンペ特集 長距離の夢が膨らむお祭り |
■三賞の今春 第2回 全日本最優秀鳩舎 中距離総合レースへ!
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■地区チャンピオン賞の今春 第2回 中距離レースの管理法 |
■日本鳩レース協会 09年春季レース速報 |
■日本伝書鳩協会 09年春季レース速報 |
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引き継がれる驚異の遺伝力 “金の卵を生む”SUMO(スモウ)から
大いなる成果へと繋ぐ強豪ヨス・トーネ |
今日のベルギー鳩界において圧倒的な強さを誇る。天才ヨス・トーネのサクセスストーリーの最終章は全く予測できない。その非凡なる強さを解
き明かす鍵がスーパー・ブリーダー“スモウ”の血統と成果から見えてきた。
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オリンピアードinドルトムント開催記念特集
ドイツレース鳩協会125周年
現在を把握し未来を理解するためには過去を知らなければならない
クラウス・キューントップ「伝書鳩」誌編集者
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たかだか数ページで125年の歴史を振り返るのは、歴史の軽視だと思われるかも知れない。しかしざっと目を通していただきたい。わずか11ページの資料で気付くだろう。時代によって鳩は、娯楽の対象であり、通信手段であり、戦術兵器であり、ある人には人生であったと。そして時代は常に鳩レースに大きく影響を与え続けてきたにもかかわらず、鳩そのものは絶える事なく自身の、歴史を引き継いできたのだ。 ―血統というかたちで。
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若鳩に魅入られた男たち
オランダ若鳩Nレースに見る真価 |
ヨーロッパでは軽視されがちな若鳩だが、特有の魅力を備えていること確かだ。現実的な話をすれば、生来の資質を見極めやすい世代であること、ブリーダーにすれば長期間活躍できることなどが挙げられるが、むろんそれだけではない。伝え聞いた話だが、日本のある著名競翔家はかつてこう断言したという。
「若鳩レースを見てハラハラドキドキしなくなったらレースを辞める」。
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仄見えた、必勝への筋道
将軍ジダン≠ニ共に鳩界の明日を拓く モンス・ミラーベノア |
優勝13回、3年連続エースピジョン賞第1位――。尋常ではない翔歴だが、それは生れ落ちたときから約束されていたのかもしれない。明快な根拠は何もない。だが、モンスにとって“ジダン”は確信に確信を積み上げて創造した、必然の産物だった。
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